インターネットが普及し一般の人にも使われるようになり、インターネットは雑誌にとって変わってしまうのではないかという疑問が思い浮かんだ。その理由に雑誌でよく利用されている「趣味の情報」はインターネットでも同じくらい利用されているからだ。圧倒的に情報量が多く、それ自体の値段が無料であるインターネットは、雑誌の利用を減らしているのではないか。
しかし過去の調査で分かったことはインターネットによって雑誌の利用はあまり変わっていないということだ。特に雑誌のヘビーユーザーは雑誌利用が減るのではなく、雑誌とインターネット両方から情報を得ていることが分かった。そこでインターネットによって雑誌の利用は減らないとすれば、ではなぜ雑誌利用は減らないのか、雑誌とインターネットそれぞれの特性を明らかにする調査を行い、検証を試みた。
1.2 研究の方法
(1) 進捗経緯
・ 6月:テーマ決定
・ 9月:調査票作成(ゼミ合宿)
・ 10月:調査実施(文教大学学園祭)
・ 11月:単純集計結果報告
・ 12月:調査結果提出
(2) 調査の概要
調査の意図
・ 雑誌/インターネットの利用状況調査対象者
・ 雑誌とインターネットの特性
・ 雑誌定期購読の理由
文教大学生調査方法
手渡しによるアンケート調査主な質問項目
・ 定期的に見る雑誌/HPの有無、利用状況、頻度。配布数:120 回収数:112
・ 雑誌/HPを定期的に見る理由。
・ よく見る雑誌/HPのジャンル。