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第2章 研究の成果
 
 ここでは、調査票の設問項目から、2-1インターネット利用状況について/2-2インターネット上の口コミサイトについて/2-3インターネット以外の場での口コミについて/2-4口コミサイト・ネット以外の場での口コミ間の相違と性格 の4つに分類し、分析していく。
2-1 インターネット利用状況について
 
 
 まず、ここの項目では回答者のインターネットの利用状況について分析する。口コミサイト利用者のインターネット利用の仕方に何か特徴はないかと考え、利用状況を調べる設問を作成した。
 では、自宅からのインターネット接続方法についての設問では、回答者102人中で ADSL/ケーブルテレビ回線/光通信、等のブロードバンド利用者が約60%に対し、一般加入電話/ISDN/カード端末等のナローバンド利用者は約25%となっている。これらの人達のインターネット利用頻度を以下の図2-1-1で示す。


ブロードバンド利用者は1日に数回利用の回答者が5割に近いことに対し、ナローバンド利用者では2割に満たない。このことから、ブロードバンド利用者の方がインターネット利用頻度が高いと言える。 
 
 

 次に、インターネットの接続方法は口コミサイトの利用の有無に関し、影響を与えているのかどうか調べてみるため、インターネット接続頻度と口コミサイトを見たことがあるかとういう設問を利用し、分析した。その結果を以下の図2-1-2で示す。

 ブロードバンド利用者は口コミサイト利用者が約7割いることに対し、ナローバンド利用者は約半数となっている。ブロードバンド利用者はインターネット利用時間がナローバンド利用者と比較して長時間であることと関係して、口コミサイトを時間を気にせずに利用できることが可能になったために利用者が多いと考えられる。



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