2.1 回答者の概要
回答者は文教大学生情報学部の学生であり、性別では男53.0%、女47.0%で約半々である。
学科は、広報学科90.6%、情報システム学科6.8%、経営情報学科、2.6%でほとんどが広報学科の学生である。
学年では、1年生が約3割、2年生が約4割、3年生が2割、4年生が1割である。
2.2携帯電話の利用期間顔文字利用の関係
(1) 携帯電話の利用期間と顔文字利用。
携帯電話の利用期間と顔文字を使うかどうかの調査結果を、図2-1-1に示す。
携帯電話の利用期間は、1年未満が4.4%、1年以上〜3年未満が14.%、3年以上が 78.9%であった。
そこで、携帯電話の利用歴を3年未満と3年以上のグループとし、顔文字利用頻度を求めたのが図2-1-1である。
携帯電話の利用暦ごとに顔文字を使うかどうかをみてみると、3年未満でよく使うと答えた25%に対し、3年以上でよく使うと答えたのは60%にのぼった。全般的に携帯電話の利用暦が長い方が顔文字をよく使うという傾向が明確である。
(2) 携帯電話の利用暦と顔文字平均利用回数
携帯電話の利用暦と顔文字平均利用回数の調査結果を、図2-2-2に示す。
3年未満と3年以上の2グループで1通のうちの顔文字数をみている。
携帯電話の利用期間と顔文字数をみてみると、3年未満で2回以上顔文字を使うという人は約35%に対し、3年以上で約72%にのぼった。全般的に、携帯電話の利用暦が長い方が顔文字をつかう回数が多いという傾向がわかる。
(1)の結果も踏まえていえることは、携帯電話の利用暦が長い方がより顔文字を使うという傾向があるということである。携帯電話の利用期間が長いと、メールをするのにもなれてきたのか、顔文字をより多く使う人が増えるということがいえる。