(1)メールの送信数
一番最近メールを送った相手との親しさの程度とメール送信数の調査結果を、図2-3-1に示す。
一番最近メールを送った相手との仲は、「とても親しい」が61.4%、「親しい」が33.7%、「あまり親しくない」が4.0%、「親しくない」が1.0%であった。
そこで「あまり親しくない」と「親しくない」、を合わせて、「親しくないグループ」とし、「とても親しい」と「親しい」、の3グループでその相手とメールを送る頻度を見たものが図2-3-1aである。
図2-3-1aと同じようにグループ化したものを通数で平均値化したものが図2-3-1bである。(0〜3回を1.5、4〜6回を5、7〜9回を8、10回以上を12として計算した。)
計算結果は「とても親しい」、「親しい」、「親しくない」、の順で送信数が増えているのがわかる。
この調査から自分が感じている親しさの度合いが増すにつれてメールの送信数は多くなるということがわかる。これを踏まえて(2)の結果をみてほしい。
(2)メールを送送信相手の親しさと顔文字利用回数。
一番最近メールを送った相手との仲と一番最近メールを送った相手への顔文字利用回数の調査結果を、図2-3-2に示す。
図2-3-1aと同じようにグループ化したものをその相手との顔文字数とあわせてグラフにしたものが図2-3-2である。親しい相手ほど顔文字数が多いことがわかる。
図2-3-2aをわかりやすく平均値化したものをグラフにしたものが図2-3-2bである。(0回を0、1〜2回を1.5、3〜4回を3.5、5回以上を7として計算した。)
一番最近メールを送った相手との仲、と一番最近メールを送った相手への顔文字利用回数、をみてみると、「とても親しい」、「親しい」、「親しくない」、の順で顔文字利用回数が増えているのが図2-3-2bからわかる。
(1)を踏まえてみてみると、自分が思っている相手との関係が親しくなるにつれて、メールの送信数が増え、顔文字利用回数も増えることがいえる。