文教折々(校長所感)
文教大学付属中学校 付属高等学校の
最近のトピックスをお知らせします。

【2016/11/30】 文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)

 今年度から本校に着任しました。文教大付属中学・高等学校における学校行事や様々な教育活動、心に残った事柄などについて、「文教折々」と題して、生徒の活動の様子とともに記します。

 

○11月8日(火)~12日(土)【台湾修学旅行(高2)】

 本校では、昨年度から台湾修学旅行を開始しました。4月に着任後、現高3生が修学旅行後に書いた作文集を読んだ際、現地の大学訪問等により、海外や自分の将来への意識を高めた生徒がたいへん多かったこともあり、今回の修学旅行への期待が膨らんでいました。

1日目は空路利用と台北における歴史的建造物の見学です。行きの飛行機便は1,5,6,7組は成田空港から、2,3,4組は羽田空港から出発という分乗であり、朝の集合時間が早かったため生徒の集合が心配でしたが、無事に時間どおり出発できました。到着後、忠烈祠で衛兵交代式を見学したり、蒋介石を記念したメモリアルホールである中正記念堂で集合写真を撮影したりして、夕食後の夜市見学後、ホテルに着きました。

2日目は選択班別の体験学習です。茶芸体験、パイナップルケーキ作り、北投温泉観光、小籠包料理実習、漢方医学入門と足つぼマッサージ、十份観光と天燈上げの6コースに分かれて、生徒は台湾の文化や生活にちなんだ体験学習を行いました。私は十份観光と天燈上げの引率をしました。天燈上げは、線路の上で天燈に願いを書いて空に飛ばす伝統行事です。少々雨模様でしたが、生徒達は歓声をあげながら天燈を飛ばしていました。また、近くの十份瀑布、別名「台湾のナイアガラ」と呼ばれる迫力ある滝を見学しました。午後3時からは全員で九份観光です。幸運にも雨がやみ、生徒達も、狭い階段を登りながらレトロな雰囲気に浸っていました。

3日目は台北市内の班別自主研修です。「B&S(Brother and Sister)プログラム」という研修で、台湾の大学生が約6人の生徒の班に1人ずつ付き、事前に各班で計画していたルートで見学・研修を行いました。大学生との会話は英語で行うことになっています。朝、大学生と班員との対面式後には、さっそく互いに自己紹介や行程確認を行い、和気藹々としたコミュニケーションが見られました。後で生徒に話を聞くと、研修中に大学生から、台北についての説明だけでなく、大学生活や今の関心事、将来の志望等についての話が聞けたグループもありました。大学生は皆、英語が堪能で、国立台湾大学等の優秀な学生も多く、生徒達は大きな刺激を受けたようです。対面式から夕方まで約8時間、大学生と交流を深め、ゴールでは別れを惜しんでいました。一期一会であっても、深く心に残る出会いになったことと思います。

4日目は中國文化大学への訪問です。講堂での開会式の文教大学付属高校代表挨拶では、私の日本語挨拶を5組の山田知紗子さんが中国語に翻訳スピーチしたり、修学旅行委員長の1組の福永右真君が生徒代表として英語でスピーチしたりして、生徒達が盛り上げてくれました。その後は英語・台湾文化・中国語の各授業、大学生との交流活動等、充実していました。中国語の授業は小グループで行い、大学生から生徒が中国語の発音を直に学ぶ機会も見られました。大学キャンパスでの授業や交流活動をとおして、生徒達は多くのことを考え、感じることができました。

5日目は故宮博物院の見学です。歴史的な価値の高い作品の素晴らしさと数の多さに圧倒されつつ、至福の時間を過ごしました。その後、航空便でほぼ定刻どおり、帰国しました。

出発前、生徒向けの修学旅行のしおりに、「台湾の変遷を学び、『今』の息吹を感じよう」という題で巻頭言を書きました。生徒達が、修学旅行での体験と学びを、自分の「今」と「将来」につなげて、生かしてくれることを願っています。下の写真は天燈上げ(上段左)、十份瀑布(上段右)、大学での中国語授業(中段左)、九份観光(中段右)、B&Sプログラム(下段左)

文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)
文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)
文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)
文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)
文教折々(校長所感) 第7号(台湾修学旅行)