2018年度 事業計画の概要

当研究所の活動は、人々の生活に関わるさまざまな事象や問題を学術的に研究及び教育することを通じて、人々の生活の向上及び地域社会の進歩発展に貢献しようとするものである。その具体化を図るために平成30年度も引き続き研究紀要「生活科学研究」(第41集)の刊行、学内外の研究員の定期的研究会と研究報告会、公開講座の開催等を計画している。また、研究員及び客員研究員による共同研究プロジェクトを進める。今年度は、「高齢者の日常生活と認知に関する研究」(2年目)を継続実施する。なお、当研究所のWeb上のホームページからの情報発信の一層の活発化に取り組む他、研究所紀要投稿論文から引き続き「水島恵一賞」の選考を行う。

具体的な事業計画(収支計画を含む)
  • 生活科学研究所紀要「生活科学研究」第41集の刊行
    生活科学をはじめその関連領域における研究成果である論文、研究ノート及び資料の掲載を予定している。紀要の項数200頁程度、発行部数500部を予定。
  • 生活科学研究所運営、定例研究会及び研究報告会の計画・実施
    学内の研究員を中心に毎月定例会を計画している。各研究員、客員研究員及び準研究員の研究経過報告を中心に行う。研究員の輪番で7,8回は研究の周辺について話題提供の時間を取り、所内の研究報告会も実施する。また共同研究プロジェクトごとの分科会も随時開催する予定である。
    さらに例年通り、学内外の研究員等による研究成果公開の機会として、研究報告会を12月に開催する予定である。
  • 生活科学研究所ホームページ(以下、HP)の充実の計画
    生活科学研究所のHPの現状は情報発信を充実し、HPのデザインの変更やの充実を図るとともに定期的な更新を行う。今年度はHPのデザイン等の改良を昨年度に継続して検討する。より機能的で見易く、さらに充実した情報提供を目指す。あわせて研究所の研究・教育の状況を国内外に発信するよう努める。
  • 研究員の受け入れ
    平成30年度も研究員、客員研究員等の受入を行う。いずれも生活科学研究所で関わった研究を中心に研究計画の提出、及び年度末に研究報告の提出を求める。
  • 公開講座の企画及び実施の計画
    今年度も、市民一般を対象とする公開講座を計画・実施する予定である。公開講座のテーマは4月・5月の定例会で検討し、決定する計画である。なお、学内行事が重なる時期等の諸般の事情を勘案し、今年度の公開講座は2週連続で開催するのではなく、現段階は10月ないし、11月に実施予定としている。
  • 研究プロジェクト6「高齢者の日常生活と認知に関する研究」の実施計画(2017年度より2年目)
    加齢に伴って認知機能が特徴的に変化する中で、心身の健康を維持し、自立して幸福な生活を送ることは、高齢者にとって重要な課題である。高齢者の心身ともに豊かな日常生活を的確にサポートするためには、高齢者の日常生活の特徴および認知的特徴の関連について明らかにする必要があると考えられる。本研究では、高齢者を対象としてインタビューや調査、実験等の心理学的な手法を用いて検討を行い、主として若年者と比較することで高齢者の認知的特徴を明らかにすることを目的とする。
    3年計画を基準として、1年目は文献調査や研究計画の策定、研究材料の作成、および実験・調査等の施行、2年目は実験・調査等の施行、3年目は研究のまとめを行う予定である。研究参加者は以下の計6名で実施する。︎鎌田晶子(人間科学部 教授: 研究員),秋山美栄子(人間科学部 教授: 研究員(新規),増田知尋(人間科学部 准教授: 研究員),田中真理(鹿児島県立短期大学 准教授: 客員研究員),新井哲也(人間科学部 非常勤: 客員研究員),草野勉(人間科学部 非常勤: 客員研究員)。
  • 「水島恵一賞」に絡む選考、及び表彰
    平成28年度に設置をみた若手研究者の優れた研究成果(紀要論文に投稿された論文から選出)の中から、「文教大学生活科学研究所水島恵一賞」に該当する論文を選出し、表彰を行う。平成29年度にはじめて第一回受賞者が選考された。今年度は引き続き、第2回受賞者の選考、及び表彰を行う予定である。

Copyright(C) Institute of Living Science Bunkyo University. Allrights Reserved.