<研究組織>
研究代表者 奥田 孝晴(国際学部)
研究分担者 中田 達也(東京海洋大学)
<研究概要>
研究概要 私たちが自身を「地球市民」と意識するには、帰属する地域、国家を超えた一定の俯瞰視点が必要であると思われる。
昨年度、両名は「地球市民社会の『公共性』の再確認および海洋の公共性に関する考察」の共同研究に取り組み、一定の成果を公刊したが、特に21世紀に相応しい「地球市民的公共性」の確立についてはなお多様な研究アプローチが必要であり、そのコンテンツ形成が不足していることを確認した。
今年度の共同研究はこの発展上に位置づけられるもので、複合的な研究を通じて上に述べた「公共性」の在り方をさらに模索する。特に問題とするのは以下の点である。
@ 東アジア社会における歴史認識の差異の派生根源としての戦争犯罪・戦後犯罪の捉え方
A それを生み出した日本国歌のグランドデザイン、国家戦略のあり方
B 戦争犯罪処理における国際比較研究
C 現在、形を成しつつある東アジアの経済連携、還太平洋経済社会の相互依存の深まりの中で、特に「海洋」における公共概念の再検討
D WHOルールやTPP交渉の中に占める海洋資源利用の問題点を分析する中から海洋という「空間」を通じた公共性の在り方