越谷図書館

図書館概要

越谷図書館は、文教大学学園創立50周年事業の一環として計画され、1978(昭和53)年に着工し、1981(昭和56)年7月に竣工、同年10月に開館しました。
当時としてはめずらしい全面開架方式を採用し、誰もが自由に資料を手に取ってみることができる環境を提供しました。
また、学外の方々への図書館資料の提供(学生とほぼ同等の条件での資料の貸出など)、児童文庫の設置といった、図書館を広く大学構成員以外へも開放するという取り組みも開館に前後してスタートしています。こうした取り組みは当時全国にもほとんど例のないものでした。
学生に対しては、資料の提供だけではなく、図書館・情報の活用能力(情報リテラシー)を高めるための文献検索ガイダンス(現在は「文献探索ガイダンス」と称しています)を1988年にスタートさせ、現在に至るまでその充実に努めてきました。
1990年代以降は、世界的に進展していたサービスの電子化(コンピュータを活用した業務・サービスの高度化)、及びインターネットに代表されるコンピュータ・ネットワークへの参加により、所蔵資料の提供のみに限定されることなく、求められた資料は世界中から探し出して提供すべく、体制を整備してきました。
2000年代以降は、学術資料のデジタル化の進展に伴い、データベース、電子ジャーナルに代表されるアクセス型情報資源の提供を充実させてきました。また同時に、学習におけるアクティブ・ラーニングが注目される中、館内にアクティブ・ラーニング・エリアを設置し、学生の主体的な学習の場を提供しています。
ユーザー・オリエンテッド(利用者志向)な図書館として、今後も利用者に高度かつ親切なサービスを提供していきます。

基本データ

開館 1981年10月1日
構造 4階建(地上2階:地下2階)
規模 建築面積:1,701m2
延床面積:4,546m2
収容可能冊数 棚板総延長:13,047m
収容可能冊数:362,000冊
座席数 573席

蔵書数(2023年3月末時点)

蔵書冊数 447,233冊
所蔵雑誌種数 5,828種
学生1人あたり蔵書数 96.7冊/人
学生1人あたり貸出数 10.3冊/人