Message

三つのキャンパスが育てる、一つの文教。

文教大学学長 近藤研至

創立50年を過ぎ、文教大学が次の時代に向けて歩みだそうとし、自ら確認したこと。それは「育ての、文教。」ということばに集約されています。人間、社会、文化、時代を「育て」る人間愛の精神にあふれた人材を、人間愛に基づいた教育を行うことで輩出していく。変わらずにあり続ける文教大学の強い意志を表したことばです。

そして文教大学が誇りとしていること。それは、その地の一員として、その地で活動することです。越谷キャンパスと湘南キャンパスは、それぞれの長い歴史の中で、それぞれの大学の文化形成のみならず、それぞれの地域社会の発展にも少なからず貢献してきました。

2021年には、新たに東京足立区に三つ目のキャンパスを開設します。配置される学部が「よき市民(citizen)」であることはもちろんのこと、教育、健康、福祉、多文化共生などの地域の問題に真摯に向き合い、地域づくり・街づくりに協力していきます。

そして、この新キャンパスの開設を契機に、大学は生まれ変わります。培ってきた人材・知識・経験を、キャンパスを越えて融合する。多様性と柔軟な発想を持って、互いに支え合うキャンパスで、新たな展開をする。三つのキャンパスを柱にした一つの文教で挑戦し、さらに広い社会の発展に寄与していきます。

これから文教大学に入学してくる皆さん。新しいキャンパスに入学してくる皆さんはもとより、どのキャンパスに入学してくる皆さんも、これからの文教の歴史を作ると同時に、社会と時代を一緒に作っていきましょう。

もっと文教であるために。


「東京」で学び、地域に根ざす思いから命名された、東京あだちキャンパス。

「東京あだちキャンパス」という名称は、政治・経済・文化などの拠点である「東京」で学び、世界へはばたいてほしいという願いと、地域に根ざした大学をつくっていきたいという思いから名付けました。さらに、キャンパスを開設する地域を、やわらかさとやさしさの感じられるひらがな表記「あだち」にすることで、私たち文教大学が大切にしている建学の精神「人間愛」を表現しました。