SDGs Report

取り組み事例

2024.02.01

情報学部 准教授の青木和麻呂先生が暗号と情報セキュリティシンポジウム2024でイノベーション論文賞を授賞しました

  • 7.エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • # 研究
  • # 教育

2023/1/24〜27に小倉で開催された2023年暗号と情報セキュリティシンポジウムで発表された論文に対し、2023/1/23〜26に開催された2024年同シンポジウムにおいて情報学部 准教授の青木和麻呂先生がイノベーション論文賞を授賞しました。
イノベーション論文賞とは同シンポジウムの活性化を目的として「新しい研究・技術開発」の奨励を行なうものです。



授賞論文では任意の小規模論理回路を光のみの計算で実現する方法を提案し、共通鍵暗号で核となるsboxについて実際に光回路チップを作成し、正しく動作することを確認することを報告しました。
低遅延、低消費電力を実現する光回路での暗号利用の第一歩となる研究成果です。
なお、本研究はNTTと本学、群馬大、長崎県立大と行なっている共同研究による成果の一つです。


<SCISイノベーション論文賞>

【対象論文】
 光暗号回路の提案とその動作検証
【著者】
 高橋順子(NTT社会情報研究所)、北翔太(NTT物性科学基礎研究所)、
 新家昭彦(NTT物性科学基礎研究所)、青木和麻呂(本学情報学部)、
 千田浩司(群馬大学)、星野文学(長崎県立大学)

【関連リンク】
 SCIS2023 暗号と情報セキュリティシンポジウム
 SCIS2024 暗号と情報セキュリティシンポジウム
 イノベーション論文賞・SCIS論文賞について


story_42810_01.jpg
左から 花岡(*)、高橋、星野、青木、千田 (敬称略)
(*)賞状を発行している電子情報通信学会情報セキュリティ研究専門委員会の委員長

story_42810_02.jpg

RECOMMEND

おすすめの記事