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取り組み事例

2024.05.01

経営学部 「ファイナンス」の授業において足立成和信用金庫による講演が実施されました

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • # 研究
  • # 教育

4月19日(金)経営学部経営学科2年生の専門科目「ファイナンス」において本学が連携協定を締結している足立成和信用金庫 鈴木透常勤理事にご登壇いただきました。

「ファイナンス」の授業では、21名の学生が広く金融と金融活動の基礎を学び、併せて、投資についての理論を学んでいます。「ファイナンス」を履修したことを契機に金融機関への就職を希望する学生もいることから、金融業の実態を知る良い機会にしてほしいと第2回目は「金融リテラシー」をテーマに足立成和信用金庫 鈴木 透常勤理事に授業を実施していただきました。

鈴木常勤理事は、入庫後営業店でご活躍ののち、人事部副課長、営業推進部副課長、営業店長、人事部長、と歴任され、現在は地域金融の最前線を担う人材を採用し育成する人事担当の常勤理事として、人材開発と経営に携わっていらっしゃいます。
授業では、金融を初めて学習する学生にとって不可欠な「金融リテラシー」について講義いただきました。「金融リテラシー」とは人が社会の中で経済的に自立し、より良い生活を送っていくために欠かすことのできない「金融や経済に関する知識や判断力」を養うことですが、具体的なライフイベントを題材に分かりやすく解説していただきました。

また、金融機関の活動の基礎である「営業」の取り組みの一端として、創業するお客様の不安や悩みに耳を傾ける「創業支援」サービスについての紹介がありました。本学卒業生である営業担当者が、お客様とどのようなやり取りをしているか映像資料から具体的に垣間見ることができました。創業者への支援を通じて間接的に「地域を活性化する仕事」でもあることに学生は新たな金融の側面をリアルにイメージできたようです。
質問のコーナーでは、学生からの「集団の中で信頼できる人かどうか見抜くポイントとは?」といった質問に、鈴木常勤理事は人事採用の観点から「信頼できるか否かというより、まず目標や志が同じ方向を向いているかどうかを確認し、人となりが集団のカラー合っているかどうかがポイントではないか」という回答に質問した学生も納得した様子でした。

日頃より本学学生の正課、課外活動等、数多くの地域連携活動にご協力をいただいている足立成和信用金庫の皆様には心より感謝申し上げます。


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