SDGs Report
取り組み事例
2026.02.03
経営学部 田中克昌ゼミナールの学生が、エステー社の協力のもと、商品開発を通じて社会課題の解決に取り組むPBL(課題解決型学修)プログラムを実施しました
- # 教育
- # 研究
経営学部 田中克昌ゼミナールでは、「消臭力」や「ムシューダ」、「脱臭炭」など数多くのブランドを展開する日用品メーカーのエステー株式会社(以下、エステー社)と同社のグループ会社である日本かおり研究所株式会社(以下、日本かおり研究所)の協力のもと、2025年10月から2026年1月にかけて、商品開発を通じて社会課題の解決を目指す課題解決型学修(PBL)プログラムに取り組みました。
本プログラムでは、エステー社による事業戦略に関する講義および、日本かおり研究所による、森の空気浄化メカニズムに着想を得て開発された、トドマツ由来の機能性樹木抽出成分「クリアフォレスト」に関する詳細な講義を受講しました。その際、日本かおり研究所では、専用装置を用いた「クリアフォレスト」の抽出工程を実地で確認する機会も得ました。
その後、当該成分の活用を前提として、学生チームが社会課題の解決につながる商品アイデアの検討を約4か月間にわたって行い、最終的に提案をまとめ発表しました。
具体的には、学生は3チームに分かれ、香りを活かしたリラクゼーションをテーマとしたグッズ、公共空間における匂いストレスへの配慮を目的とした商品、介護現場における匂いケア商品をテーマとして、それぞれ商品提案を行いました。発表会全体の企画やファシリテーションも学生が自ら企画し実施しました。
商品提案のプレゼンテーションでは、単なる発表にとどまらず、エステー社、日本かおり研究所と学生チームが提案内容について、じっくりと対話を行う時間も設けられ、理論と実践が融合した大変有意義な学修機会となりました。
学修成果は、今回のプログラム内にとどまらず、本年8月開催の日本小児在宅医療学会学術集会において、学生チームによる発表も予定されています。
<宍戸絢音さんのコメント>
今回のPBLでは、ゼミ長として発表会全体を通じて学生とエステー社の皆様との対話を円滑に進めるファシリテーションに取り組むとともに、3チームのうち1チームのリーダーも務め、香りを活かしたリラクゼーションをテーマとしたグッズを提案しました。
エステー社の第一線で活躍されている幹部の皆様から、温かくも実践的なご指導や具体的なアドバイスを直接いただくことができ、通常の座学では得られない、大変貴重で学びの深い経験となりました。
商品開発の現場で求められる視点や、社会課題の解決と事業を結びつける発想の重要性を理解するとともに、自身の成長を強く実感する機会となりました。
<永井空さんのコメント>
田中ゼミのエステー様とのPBLにおいて、私たちのチームは、介護現場の匂い問題の解決を通じて介護分野の課題解決に貢献する商品を提案しました。本ゼミでの検討プロセスでは、エステー様からのご講義に加え、障害のある学生も検討に加わり、その介助士の皆様からも情報提供や助言をいただくことで、実践的な視点を取り入れながら議論を深めることができました。
また、介護実習を経験した学生や、在宅介護を行っている親族を持つ学生など、多様な背景を持つゼミ生の知見を共有しながら介護業界について学ぶことができたことは、大変貴重な経験でした。
本年8月には、本ゼミでの学修成果が評価され、今回ご支援いただいた皆様のご推薦により、介護関連の学会において発表の機会もいただきました。エステー様とのPBLを通じて、本ゼミの学びが学外へと広がり、多様な方々とつながることができたことは、私たちにとってかけがえのない経験となりました。
経営学部 田中克昌ゼミナールでは、PBL(課題解決型学修)を通じて、今後も企業や地域とともに社会課題の解決に貢献してまいります。



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