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取り組み事例

2026.08.28

経営学部 田中克昌ゼミナールが、足立ブランド認定企業 トミテック社で課題解決型学修(PBL)の検討報告会を実施しました

  • 4.質の高い教育をみんなに
  • 8.働きがいも経済成長も
  • 9.産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任、つかう責任
  • 17.パートナーシップで目標を達成しよう
  • # 課外活動
  • # 教育
  • # 社会貢献

2026年8月17日、経営学部 田中ゼミナールの学生チームが、足立区の協力のもと、足立ブランド認定企業である㈱トミテック(本社:東京都足立区六町)において、課題解決型学修(PBL)の検討報告会を行いました。学生は学修の成果を同社の経営陣や社員の皆様にプレゼンテーションし、その後、経営者から若手社員まで幅広い社員の皆様との対話を行いました。

トミテック社は、精密金属プレス加工を中心とする技術を有するとともに、一般消費者向けのフルオーダーメイド・ウェットスーツなども展開する足立ブランド認定企業です。同社は「人・もの・技術を大切に未来を考える」を経営理念に掲げ、優れた製品の創造とともに、社員、地域・社会、地球環境を大切にする経営に取り組んでいます。

本PBLでは、トミテック社のご支援のもと、2026年5月にキックオフし、同社の概要や事業、技術に関する説明、工場見学をはじめ、経営について貴重な対話の機会をいただきました。また、7月には、足立区企業経営支援課および事業創造の専門家である中小企業診断士・酒井勇貴氏による中間レビューを受け、提案のブラッシュアップを行いました。
その後、田中ゼミの学生チーム(2チーム)は、同社との共創を通じた社会課題の解決と持続可能な価値の創出を目指し、経済価値と社会価値の両立を志向するCSV(Creating Shared Value, 共通価値の創造)を軸に同社への提案を検討してきました。
学生は、同社の技術や素材の特徴を踏まえながら、素材ロスや使い捨てといった社会課題、若者のライフスタイルや消費行動などにも着目し、学生自身による市場調査やフィールド調査を重ねながら、新たな商品・サービスの可能性を検討しました。その結果、ウェットスーツ製造時に生じる余剰材料の有効活用など、同社が持つ技術や素材と社会課題を結びつけた商品を提案しました。

【㈱トミテックの経営者からのコメント】
尾頭美恵子 代表取締役
素晴らしい発表をありがとうございました。各チームがそれぞれの個性を発揮し、どれも欲しくなるような魅力ある商品とプレゼンテーションでした。仕入先を複数検討していること、試作品によって商品のイメージを具体化していること、さらに、つくり手の想いだけでなく買い手の立場から課題解決に挑んでいることなど、感動しきりでした。企業人としても新鮮で、大変勉強になりました。

尾頭孝幸 専務取締役
2チームとも素晴らしい発表でした。弊社の特性をよく理解した製品提案であったと思います。特に驚いた点が2点あります。1点目は、外注仕入先の選定です。候補を数種類用意するなど、製作側の難しい点までよく考えられていることに感心しました。2点目は、実際に試作品を作っていたことです。我々も実際の仕事では、必ずお客様へ試作品を製作します。試作品があるかないかで、製品へのイメージは大きく変わります。両チームとも限られた時間の中で、ここまで検討していただきありがとうございました。感動しました。

【学生からのコメント(経営学部 田中ゼミ)】
志水 遥香さん(経営学部3年)
PBLでの提案のきっかけは、私自身のアルバイト経験でした。お客様と接する中で実感したニーズをもとに、トミテック社の余剰材料を活用したサステナブルな商品を提案しました。また、自分も関心のある「推し活」の要素を取り入れ、自分の好きなものを商品に生かすこともできました。私自身の経験や関心を企業への提案につなげることができ、とても充実したPBLになりました。

清水 萌絵香さん(経営学部3年)
PBLでは、なかなか提案がまとまらず、チームで何度も話し合いを重ねました。最後は、大学生である自分たちが「本当に欲しい」と思える商品を提案しようと方向性を定め、形にすることができました。また、トミテック社との対話を通じて、商品の魅力だけでなく、原価管理など経営の視点から事業を考えることの大切さも学びました。試行錯誤を重ねたからこそ、チーム一丸となって最後まで提案を作り上げることができました。

さらに今後は、2026年11月7日(土)・8日(日)、文教大学東京あだちキャンパスで開催される「第6回華叉祭」に、トミテック社が「レジンキーホルダーづくり」のワークショップを出店する予定です。田中ゼミの学生もワークショップの運営に参加するとともに、今回のPBLで学生が提案した商品についてテストマーケティングを実施し、来場者の反応やニーズを把握することで、提案のさらなる具体化につなげていく予定です。

今後も経営学部 田中ゼミでは、課題解決型学修(PBL)を通じて、学生による提案にとどまらず、その実践や検証にも取り組みながら、足立区をはじめとする企業とともに社会課題を解決する取り組みを進めていきます。



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