
三月の穏やかな一日、母校を訪問してみました。
旗の台校舎で過した私達二回生には湘南キャンパスは馴染みがなく、それに先生方もすでに退官されています。
木立に囲まれた十二万uの広大な土地に赤レンガの校舎が点在し、その四割が緑地という絶好な自然環境に恵まれています。
四月には咲き誇る桜並木が新入生を歓迎してくれます。職員の方のご案内で各学部、コンピューター室、図書館、学食等を約一時間かけて見学し、私達の時代には考えられなかった充実した施設に驚き、とてもうらやましく思いました。湘南キャンパスのシンボルとも言える聳塔がそびえ、すばらしい環境です。私達が勉んだ家政科は健康栄養学科と改められ次々と卒業生が巣立ち、社会に進出しています。
私が最も関心を持ったのは膨大な蔵書のある図書館で、あの頃、哲学の試験で「ギリシャ哲学の現代的意義」という課題の小論文も今だったらもっとましな物が書けたのではないかと思いました。
皆様方もぜひ母校を訪問してみて下さい。
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