学長 野島正也
文教大学は、昭和41(1966)年、前身の立正女子大学の設立から数えて、平成28(2016)年に創立50周年を迎えます。
この間、大学は越谷校舎及び湘南校舎を合わせ、あるいは大学及び短大を合わせて約6万人の卒業生を社会に送り出しました。いま、卒業生はそれぞれの業界・分野で活躍されています。
立正女子大学が開設された当時、学部は家政学部1学部でしたが、その後、学部新設・再編を経て、現在は、教育学部、人間科学部、文学部、情報学部、国際学部、健康栄養学部、経営学部の7学部となり、これに大学院の5研究科(教育学研究科、人間科学研究科、言語文化研究科、情報学研究科、国際学研究科)、教育専攻科、外国人留学生別科が加わり、約8700名の在学生・院生を擁する総合大学に発展するに至りました。
この間、文教大学が大事にしてきたことは何であったか。改めて考えてみると大きく2つのことが思い当ります。一つは、「教育力の文教」として、授業やゼミを大切にして、しっかり学力をつけること。もう一つは、「対話のキャンパス」として、学生同士や学生と教職員が語らいを通して豊かな人間関係を広げること。創立以来、こうした特長が文教大学の校風として着実に育っていることを感じます。キャンパスの学生・教職員の豊かな人間関係を基礎にした学びの環境は、私たちの誇りです。これからも、文教大学の建学の理念である「人間愛」のこころを大切にし、学生、父母、地域の皆様からいっそう信頼され、愛される大学になれるよう、がんばります。
文教大学では学生がのびのびと勉学や部活にいそしんでいますが、その中から2つほど自慢したい成果を紹介したいと思います。一つは、小学校教員採用者数が私立大学で8年連続全国第1位になっていること(*1)。もう一つは、越谷校舎吹奏楽部が、全日本吹奏楽コンクール(大学の部)で3年連続全国第1位になっていることです(*2)。学生のがんばりの成果はまだまだ例はあります。
文教大学は「発展進行形」の大学です。現在、東京都足立区花畑地区でのキャンパスの開設に向けて準備を進めています。また、来年度には、文教大学学園が学園創立90周年を迎えることとなり、そのような節目の時期を機に、大学は教育力のいっそうの強化と修学環境の充実を図ってまいります。これからも応援をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
文教大学50周年エッセイコンテスト実施概要
文教大学創立50周年記念事業の募集について
事務担当/連絡用メールアドレス ; 大学事務局学長事務室/
(ポスター制作:情報学部広報学科4年 池田 頌華さん)
文教大学の公式マスコットキャラクターを募集します!
文教大学では、2016年に大学創立50周年を迎えます。
その記念事業の一環で大学PRを主眼として、
多くの方に親しまれるマスコットキャラクターのデザインを募集します。
文教大学をイメージしたもので、
親しみやすいマスコットキャラクターデザインをお待ちしております。
リレー形式で50人の学生に創立記念日(10月17日)までの50日間をカウントダウンしながら、文教大学の好きなところや将来の夢などのメッセージを発信してもらいます。写真とともにホームページにUPして、大学の50周年の記念の気運を高めていきます。
50周年ロゴマークを制定いたしました。
“50th”を取り囲むように花びらで円を描き、人とのつながりをイメージします。円は建学の精神である「人間愛」を意味し、教職員と学生、学生と学生の強い絆を表現しています。また、7枚の花びらは、7学部を有する本学の豊かな多様性を表現します。「人間愛」の教育を強化し、次の50年に向けてさらなる飛躍を遂げていく姿勢を象徴しています。
テーマ | 実施日 | 概要 |
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50周年記念事業公開シンポジウム 「グローバル時代の地方再生‐医療・ビッグデータを用いた活性化‐」 |
実施日 2016年11月27日(土) |
【場 所】文教大学湘南キャンパス 1号館 【基調講演】 林 康夫 氏(日本貿易振興機構(ジェトロ)顧問) 〜ソーシャルフランチャイズ式ステーションの整備と自立 分散型データの利活用〜」 岩尾 聡士 氏(藤田保健衛生大学 医学部 教授) -介護状況からみたこれからの訪問看護ステーション-」 難波 貴代 氏(神奈川工科大学 看護学部 教授) 森 一将 氏(文教大学 経営学部 准教授) 梅村 仁 氏(文教大学 経営学部 教授) 詳細は下記をご覧ください。 経営学部公開シンポジウム |
50周年記念事業 「特別企画 古典芸能鑑賞会~説経節を聴く~」 |
実施日 2016年12月10日(土) |
【場 所】文教大学越谷キャンパス 【内 容】説経節の実演と講演 【演 目】さんせう太夫 【演 者】若松 若太夫 氏 |
50周年記念事業 「文教大学第1回英語スピーチコンテスト」 |
実施日 2016年10月29日(土) 13:00~15:00 |
【場 所】文教大学越谷キャンパス12101教室(12号館1階) 【スピーチのテーマ】「今、私が伝えたいこと」 【対象】文教大学の学生(全学部) |
50周年記念事業シンポジウム 「未来の英語教師をどう育てるか」 〔主催〕文教大学・朝日新聞社 |
実施日 2016年10月22日(土) 12:00開場 13:00開演 |
【会 場】浜離宮朝日ホール 小ホール 【テーマ】 第一部 英語を教えるということ~実践の場から 〔卒業生・教員 桐井氏vs.国際学部 阿野教授〕 第二部 未来の英語教師をどう育てるか 〔朝日新聞 一色氏 ほか、教育・文学・国際学部教員〕 ◆詳細は下記をご覧ください。 案内チラシ(PDF) |
50周年記念事業 「文教日本語教育の集い」 |
実施日 2016年8月6日(土) 13:00受付開始 |
【場 所】文教大学越谷キャンパス13号館 【講演者】遠藤 織枝(元文教大学教授) 【演 題】『介護の日本語教育‐外国人介護従事者とどうかかわるか』 ◆座談会「夜学~30周年を迎える日本語講座~」小林敦子先生他、夜学ご担当の先生方 【講演者】加納 陸人(文教大学文学部教授) 【演 題】『文教大学日本語教育の現在と未来』 ◆終了後、学食2階にて懇親会を行います。(会費3000円) 詳細は下記をご覧ください。 http://www.bunkyo.ac.jp/news/info/20160527-03.html |
エッセイコンテスト | 募集期間 2016年7月1日(土) 〜9月16日(金) |
文教大学は2016年に創立50周年を迎えます。 そこで50周年記念事業の一環として、高校生の皆さんを対象としたエッセイコンテストを実施します。テーマは「私の記念日 ~My Anniversary~」。家族をはじめ、学校の友人や地域の人たちとの関わり、ボランティア活動や外国の方々(留学生など)との交流などの体験、日常の何気ない一瞬から心に残ったこと・・・。そのようなことからあなたにとっての特別な日、「記念日」となった体験談やエピソードを教えてください。 |
50周年記念事業 文教大学国文学会総会および春の講演会 |
実施日 2016年6月11日(土) 13:00~ |
【場 所】文教大学越谷キャンパス12号館1階12101教室 【講演者】天沢 退二郎 氏(詩人、児童文学作家) 【演 題】『天沢退二郎 散文の世界』 ◆鼎談 鈴木健司教授・大島丈志准教授 ◆会場との質疑応答 詳細は下記をご覧ください。 http://www.bunkyo.ac.jp/news/info/20160527-03.html |
マスコットキャラクター募集 | 募集期間 2016年1月15日(金) 〜5月31日(火) |
文教大学では、2016年に大学創立50周年を迎えます。その記念事業の一環で大学PRを主眼として、多くの方に親しまれるマスコットキャラクターのデザインを募集します。文教大学をイメージしたもので、親しみやすいマスコットキャラクターデザインをお待ちしております。 |