情報学専攻科

分野の異なる講義をバランスよく履修することで、情報システムと情報コンテンツを複合的に活かした研究が期待されます。(→シラバス

情報基礎分野の講義科目

【数理モデル特論】

経営、生産、行政など様々な分野で生じる問題に対し、問題解決策を導く数理的な手法について概説する。まずは、複雑な問題をシステムとして捉え、それを数理モデルとして表現する標準的な方法を解説する。(→詳しく

【数理モデル演習】

数理モデル特論での内容を受け、経営、生産、行政など様々な分野での標準的な数理モデルの事例を題材とし、そのモデル分析を通じて、なぜそのような現象が起こるのかに答える切り口や問題解決への指針を見つける技法の演習に取り組みたい。(→詳しく

【プログラミング演習】

研究のためのツールとして、あるいは研究目標として新たなシステムを構築するためにも、プログラミングが必要になる。そのためにはシンプルな文法を持ち、様々なことが記述できるJava言語が適している。(→詳しく

【情報数学演習】

情報科学の土台として欠かせない離散数学の基礎知識と、問題解決のための数理的思考力を養うことを目標とする。(→詳しく

【シミュレーション特論】

待ち行列理論の結果を実際の系へ適用する際に、待ち時間や行列長の平均・分散についてだけでも簡単に計算できると都合が良い。(→詳しく

【シミュレーション演習】

待ち行列理論の結果を実際の系へ適用を考慮して、以下の内容についてプログラミングを行う。(→詳しく

【情報システム特論】

今から50年ほど前に、ソフトウェア危機の名の下で、ソフトウェアや情報システムを開発する上での様々な課題が提示された。(→詳しく

【ソフトウェア工学特論】

現在の社会システムやビジネスシステムの状況調査を基にして、情報システム構築、開発、運用管理等システムライフサイクルの側面からソフトウェア工学を概観する。(→詳しく

情報コンテンツ分野の講義科目

【マルチメディア・コンテンツ特論】

現在、さまざまなメディアにおいて、バーバル・コミュニケーションとノン・バーバル・コミュニケーションが融合して用いられる例が増加してきている。(→詳しく

【映像表現特論】

20世紀は「映像の世紀」と言われるが、これは映像史の出発点が20世紀の歴史の始まりとほぼ重なり、映像(Movie)は20世紀を通して唯一かつ最大の表象メディアとして存在し続け、時代の様々な様相を映し出してきたからに他ならない。(→詳しく

【情報デザイン特論】

色彩、イラスト、写真、文字、デザイン知識などの基礎トレーニング後、広報・広告ポスターを研究し表現する。(→詳しく

【CG・アニメーション特論】

CG・アニメーションの企画から制作の理論と実技、さらに、グローバルな展開まで多面的に実践と議論を行う。(→詳しく

【ヴァーチャル表現特論】

デジタルを用いた情報表現の演習として、コンテンツ制作をグループワーク形式で行う。(→詳しく

【ウェブ・コンテンツ演習】

本講義では、Webコンテンツの企画・設計・実装・運用・管理に至る各種のフェーズを取り上げ演習形式でコンテンツの制作を行う。(→詳しく

【ディジタル・コンテンツ演習】

20世紀にそれぞれ分化してきたメディア専門技術(印刷媒体、放送媒体、通信媒体)はディジタル・メディア技術の進歩に伴い、21世紀において総合的な表現技術として再統合されつつあります。(→詳しく

経営情報分野の講義科目

【経営戦略特論】

前半は経営戦略の標準的な図書を読むかたちで進める。そのなかで企業の競争優位を説明する上で競争戦略モデルと資源依存モデルの統合が必要になることを理解してもらう。(→詳しく

【金融経済学特論】

サブプライム危機により世界の金融経済は大きな波乱をみせている。この特論においては、こうした状況の中にあって金融経済の先行きはどのようなパラダイムをベースにして展開をみせるかを模索することにしたい。(→詳しく

【ネットワーク産業特論】

インセンティブ・レギュレーションをはじめとする規制緩和の経済理論について考察するとともに、電気通信事業や電気事業など近年その産業組織を激変させているネットワーク産業を例に取り講義する。(→詳しく

【管理会計情報特論】

従来の研究テーマとしては十分に議論されてこなかった管理会計情報の戦略的問題とその利用について研究することが本講義の目的である。(→詳しく

【情報戦略特論】

情報戦暗において、特に、eビジネスへの対応方法、企業間連携、知的財産問題を学ぶ。(→詳しく

【財務会計情報特論】

現在、会計基準は国際統合化(コンバージェンス)から国際財務報告基準(IFRS)採用(アドオプション)へと大きく流れが変わってきている。(→詳しく

【インターネット調査演習】

近年利用が拡大しつつあるインターネット上でのウェブやメールを利用した社会調査の事例を取り上げ、伝統的な社会調査と比較した調査の方法論、特性と適用限界、成功と失敗の要因、実施に際しての課題を学ぶ。(→詳しく

経営情報分野の講義科目

研究指導は、各院生の情報技術に関する専門性を深めながら修士論文を作成するために、1年次より行います。大学院生は、主とする領域(情報システム、情報コンテンツ)の指導教員のもとで個別に指導を受け、修士論文を完成させることになります。
指導教員の選択などは、入学時に行う研究指導に関する研究指導オリエンテーションなどを通して行います。