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 東日本大震災に関する卒業生からの応援メッセージ紹介

卒業生から寄せられた応援メッセージをご紹介させていただきます。今後も応援メッセージの募集を行って参ります。また、被災地にいらっしゃる会員の皆様の声もお届けしたいと思っておりますのでメッセージをお待ちしております。

 

東日本大震災で被災された同窓生より頂いたお便り
 
●応援メッセージ紹介
 
東北大好き人間の私は被災された方々に心からお見舞い申しあげます。
同窓生として、又観光でお世話になり、楽しませて頂いたお礼に何かお手伝いが出来ないか毎日考えています。
有り余る物資でのなんでもなかった日常生活が、ぴたりと止まりました。都会生活は東北地方の物流の御蔭で安定した生活が営めて来た事に初めて気が付きました。なんでもない普通の生活が1日でも早く回復されますように心から応援します。お子様お孫様ご本人様遠慮なく同窓生を頼ってください。皆で力を分かち合いましょう。復興の爲に。
E・H(H-8)
 
必ずや復興の日がやってくることを信じて、命を大切に生き続けてください。
してほしいことは遠慮せず、あまり我慢せずに係りの方に申し出て善処してもらってください。
そして気持ちを少しでも明るく持たれますことを心から願っております。
N・T(K-11)
 
今までにない規模の災害にあわれた方々におくる言葉がみつかりません。
もし、自分が被災していたら、と考えてみました。
・「がんばろう」という声がけよりも、自分たちにそっと寄り添ってほしい。
・悲しみ・つらさを分かち合ってほしい。
・心ない差別をしないでほしい。
もちろん、生活面でも大変でしょうし、物心両面での援助が必要と思います。身近に避難をしてきた人々を静かにやさしく受け入れること。無力な私ですが、未来に向けて自分のできる小さな一歩から始めたいと思います。
Y・M(K-22)
 
このたびの東日本大震災により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。私が大好きな言葉に、冬は必ず春となるがあります。
頑張りすぎず、泣きたいときはおもいきり泣いてください。いかなる困難や試練も一緒に乗り越えていきましょう。
R・Y(L-48)
 
 
●会報誌に掲載しきれなかった方の応援メッセージ(全文)をご紹介させていただきます。
 
贈・喫茶去(きっさこ)・且座喫茶(しゃざきっさ)
震災からひと月半、あの悲惨な日々の中で「お花見をしました」「何百年と花を咲かせ続けている桜の木に生きる力をもらいました」と桜の下で少しほころんだ表情を見せた皆さんの姿をテレビでみた時は、本当に嬉しさでいっぱいになり「少しはお気持ほぐれましたでしょうか、よかった!!」とテレビの映像に話しかけたものです。
「そろそろお茶を召し上がってみませんか・・・」
「喫茶去」中国の偉大な禅僧 趙卅(じょうしゅう)老師の言葉で「お茶を飲んでいきなさい」と」いう禅語です。
一人の修行僧が「老師様、この辛い修行はいつまで続くのでしょうか」
老師は言いました。「まあお茶を飲んでいきなさい」 
それを聞いていた先輩の僧が「老師、そんな事しかおっしゃらないのですか」と言うと、老師は言いました。「まあお茶を飲んでいきなさい」と。
禅の深い意味があるのでしょうね・・・。
「且座喫茶」は茶の湯の原点である言葉。雨の漏らない程度の住居、飢えない程度の食事があれば充分。自身で水を運び、薪をとってきて湯を沸かし、茶を点てる。先づ仏前に供え、他の人に施し、自分も頂く。侘びに徹した心尽しのお茶ほど、心身を穏やかにしてくれるものはない」という意の言葉です。
私は近いうち、被災地の皆さんにお茶を差し上げに行きたいと毎日願って居ります。
M・S(H-4)