これからの子ども観・障害観を
土台とした教師を目指します。

障害のある子どもたちが学ぶ特別支援学校の教師や、障害に関する知識を十分に身に付けた教師の養成を目指します。障害のある子どもたちに関する教育の歴史(教育学)、心理や行動の特性(心理学)、それらの背景にある心身の病気・病態(生理・病理学)、指導の内容と方法(教育実践学)という4つの領域から、実際の教育に具現化するための研究的なアプローチがなされます。これら4つの領域が統合されることによってこれからの「子ども観」や「障害児・者観」・「障害観」がクローズアップされます。これらの学習・研究を通して、優れた批判力を身に付け、「理論」と「実践」を兼ね備えた教師を目指します。

POINT

  • 少人数で切磋琢磨できる環境があります。
  • 障害のある子どもの教育の理論と実践を結びつけて学ぶことができます。
  • 私学の特別支援学校教員養成の先駆的存在で、40年以上の歴史があります。

専修の分野構成

特色のある授業や取り組み

  • 卒論発表会

    4年生は、所属するゼミで自ら研究テーマを設定し、研究方法(文献、実践、事例、調査、実験等)を身につけ、各自のフィールドで研究に取り組み、卒業論文にまとめます。特別支援教育専修の卒業論文発表会は、毎年2月初旬に、1年生から4年生までの全学生が一同に会して開かれ、学生同士で活発な討議が行われます。

  • 障害理解の一つとしての難聴疑似体験

    人間の聞こえの仕組みとその障害、そして、聞こえに障害のある子どもの教育方法について学ぶ、聴覚障害児教育総論の授業のひとコマです。写真は、耳栓をした状態で、ことばの聞き取り検査を実施し、正しく聞き取れたかを確認している場面です。

取得できる免許・資格

  • 小学校教諭一種免許状
  • 特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者、肢体不自由者、病弱者)
  • 学校図書館司書教諭

【条件・制限・選考のある免許・資格】

  • 幼稚園教諭一種免許状

教員紹介