成田 奈緒子教授

専門領域

  • 障害児病理学
  • 生理学
  • 小児科学
  • 発達脳科学

自己紹介

小児科専門医・医学博士・公認心理師・「子育て科学アクシス」代表。

仙台生まれ・神戸育ち・アメリカ留学を経て1998年から関東在住。

著書「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」「高学歴親という病」「発達障害と間違われる子どもたち」など多数ありますのでぜひご覧ください。

研究テーマ・研究活動

豊富な臨床経験と米国セントルイスワシントン大学医学部などでの基礎研究の知識をもとに、基礎的な医学知識から実際の教育現場で役立つ子ども・保護者支援の実践方法まで幅広く教育しています。また、脳科学・生理学・心理学を融合した幅広い分野での研究活動、特に自身が主宰する「子育て科学アクシス」での臨床研究活動を精力的に行っています。

担当科目

  • 知的障害児の生理・病理
  • 特別支援教育概論
  • 特別支援教育入門
  • 病弱児の心理・生理・病理
  • 小児保健学

ゼミ紹介

小児の生活や健康に関する昨今の問題点について評価検討を行う研究、そして発達障害を初めとする様々な精神心理疾患に対する新規の知見を売るための研究などが行われています。手法は主に実験、調査とその統計学的検討を用いており、研究参加に同意が得られた親子など被験者に対する実践研究が主体となります。研究室に整備されている様々なツールを用いて、自分の興味あるテーマに取り組むまでを指導します。

卒業研究テーマ例

  • ペアレンティングトレーニングを用いた親子介入支援の長期的効果
  • 大学生の自己肯定意識に影響する睡眠習慣の重要性
  • 小学校での活動効率と体力に関与する児童の睡眠動態
  • キャンプを用いた発達障害児の家族支援(1)― 児の前頭葉抑制機能変化に関連する因子 ―
  • キャンプを用いた発達障害児の家族支援(2)― 保護者の心理的効果とそれに関連する生活習慣
  • 自閉症スペクトラム児における統合型-HTP法を用いた描画の経時的変化
  • 第二言語語彙想起効率に関連する前頭葉脳血流変化
  • じゃれつき遊びによる前頭葉抑制機能の変化

教員紹介