さぁ、先生をめざす人へ

ひとくちに「先生」といっても、そのスタイルはさまざま。授業内容を分かりやすく教えたい人もいれば、学生のこころに寄り添いたい人もきっといるはず。そしていま、教育現場においても、時代に即した多様性が求められています。文教大学教育学部では、そんな一人ひとりの理想に寄り添った学びを実践できる場所。さぁ、文教大学で、あなただけのスペシャリストをめざそう。

学びをつなぎ、育ちを支える教育・保育のスペシャリストを育てます。

教育学部は2020年4月、心理教育課程を
「発達教育課程」に改組。
専門性に応じた4つの専修(特別支援教育専修、初等連携教育専修、児童心理教育専修、幼児心理教育専修)を設けます。
保育所・幼稚園・小学校・
中学校・高等学校・特別支援学校と、
子どもの学びをつなぎ、育ちを支える、
教育の専門家を育てる教育学部へと変わります。

 
学校教育課程

発達の連続性と多様性を理解し「学びをつなぐ」先生へ

教育学・保育学、心理学、特別支援教育学を基盤に、発達の連続性と多様性を理解し、乳幼児期から、児童期、青年期へと学びをつなぐことのできる先生をめざします。子どもの「心とからだ」の発達を支援する教育を実践するための知識と技能を習得します。「特別支援教育」、「幼児教育と小学校教育の接続」、「心理学を基にした『心の教育』」「乳幼児の教育・保育と子育て支援」について、4つの専修に分かれ、学びを積み上げます。

 
学校教育課程

教科指導を中核とした、
								小・中・高の「学びをつなぐ」先生へ

学校教育課程では、小学校、中学校、高校の教員をめざします。9つの専修に分かれ、それぞれの教科の知識や技能を習得します。また、自分の専修以外のすべての教科を学ぶ機会があり、深さだけでなく広がりのあるバランスの取れた知識技能が身につきます。専修ごとの担任制かつ少人数クラスとすることで、一人ひとりの可能性を伸ばすきめ細かい指導と、学生同士が自主的に学び合い、競い合いながら伸びていく環境が整えられています。

 

「いい先生」をめざすなら、採用実績全国私立No.1*の文教大学へ。

小学校教員採用者数、私立大学No.1*
中学校教員採用者数、私立大学No.2*

小学校 教員採用者数

順位
大学名
  1. 1
    愛知教育大学
    309人
  2. 2
    福岡教育大学
    300人
  3. 3
    北海道教育大学
    252人
  4. 4
    文教大学
    251人
  5. 5
    玉川大学
    222人
  6. 6
    岐阜聖徳学園大学
    217人
  7. 7
    東京学芸大学
    215人
  8. 8
    大阪教育大学
    208人
  9. 9
    明星大学
    165人
  10. 10
    白鷗大学
    149人

中学校 教員採用者数

順位
大学名
  1. 1
    日本大学
    149人
  2. 2
    北海道教育大学
    137人
  3. 3
    愛知教育大学
    130人
  4. 4
    文教大学
    123人
  5. 5
    玉川大学
    113人
  6. 6
    大阪教育大学
    108人
  7. 7
    日本体育大学
    96人
  8. 8
    大阪体育大学
    80人
  9. 9
    福岡教育大学
    75人
  10. 10
    茨城大学
    74人

※出典:朝日新聞出版「大学ランキング2024」(分野:教員養成・小学校、中学校)

国立大学を上回る教員就職率

教員就職率
  • ・教員就職率とは、正規採用と臨時採用の合計値を卒業者数で割った数字です。
  • ・文教大学教育学部のデータは、各年3月卒業者のデータを5月1日付でまとめたものです。
     なお、本誌作成にあたり、文教大学教育学部のデータは幼稚園教員就職率を含み計算しました。
  • ・国立大学の教員養成課程の教員就職率は文部科学省ホームページによります。
 

先生・保育士になるために知っておきたい教育の「今」。

学校教育の「今」

「学び続ける教師」

変化の激しい現代社会では、一生を通して「学び続けること」が必要であり、学校で学んだことを基礎にして、社会に出てからも常に新しい知識や技術を「自ら学び続ける」ことで身につけることが必要となります。このような「生涯学習社会」をよりよく生きていくために必要な「自ら学び続ける能力(=生きる力)」を、子どもたちに確実に身につけさせていくことが、現代の教育における最も重要な目的であり、そうした子どもたちの教育を担う教師にも、「情報化」や「国際化」に伴う社会の変化に柔軟に対応し、新たな教育内容や方法に関する知識や技能をリニューアルしていける資質・能力を持った、「学び続ける教師」であることが求められています。

特別支援学校の「今」

特別支援学校とは

特別支援学校の先生は、障害のある幼児・児童・生徒が学習を進めたり生活したりするうえでの困難に対処し、生活上の自立や自身の力を最大限発揮できることが可能になるように支援を行っています。以前は、障害のある子どもたちのための学校は、盲学校、聾学校、養護学校と障害の種別によって区別されていました。しかし、障害の種別や有無に関わらず、地域・社会全体で子どもたちを育てるという考えを受け、2007年から「特別支援学校」として一本化されました。特別支援学校の先生には、基礎となる教員免許状(本学では小学校教員)をもとに、障害について深い知識を持ったうえで、さまざまな障害のある幼児・児童・生徒に対して、状況を把握したうえで対応していくことが求められています。特別支援学校の免許状を有する先生は、小学校等においても活躍しています。

保育所・幼稚園の「今」

人として育ちの基礎を培う

幼稚園の先生も保育所の先生も、ともに就学前の子どもを保育し、人間形成の基礎を培う大切な仕事です。幼稚園は「教育施設」で「環境を通じた保育による心身発達の助長」に目的があり、保育所は「児童福祉施設」で「保育を必要とする乳幼児の養護と教育」に目的があります。それぞれに特性を持ちますが、「生活や遊びを通じた育ちと学び」、「生きる力の基礎の育成」に共通の役割があります。子どもたち一人ひとりと信頼関係を築きながら、遊びや生活を通して、心と体のバランスのとれた発達の基礎をつくります。小学校での教育も視野に入れ、人との関わりの中で社会性を育てること、思考力や言葉や身体を使っての表現力を身につけさせること、豊かな感性や創造性を育むことが、幼稚園の先生や保育所の先生には求められています。

 

文教大学 教育学部の特色ある学び。

自ら課題を見つけ、自ら学び続ける
教育者を育成する特色ある学び。

教育力を習得

アメリカ学校教育研修

「アメリカ学校教育研修」は、アメリカ合衆国・メリーランド州チャールズ郡教育委員会の協力を得て約2週間の研修を行います。参加学生は、現地の小・中学校で「日本の文化」を紹介する授業をしたり、メリーランド州立大学の学生との交流、現地の家庭でのホームステイなどを通して、アメリカ合衆国の学校教育制度をはじめ、社会・文化・家庭生活などについて幅広く体験します。この研修により、海外の教育制度や教育方法についての知見を深めつつ、日本の学校・教育文化のよさと課題とを発見し「グローバルな視野を持つ教員」の第一歩を踏み出します。

教育力を習得

英国ウォーリック大学
応用言語学センター短期研修プログラム

「英国ウォーリック大学 応用言語学センター短期研修プログラム」は、イギリス・コヴェントリーのウォーリック大学で実施する約3週間の研修です。ウォーリック大学応用言語学センターが構築した英語教育プログラムを通して、指導法、教材開発法、第二言語習得理論などの英語指導者としての専門的知識・技能を学びます。また、ホームステイを含むキャンパス内外でのさまざまな国際交流を通して異文化理解力も培います。「高度英語指導者」をめざし、世界中の大学から集まってくる学生との研修です。

教育力の得意を見つける

キャリア形成支援

以前、大学には「就職課」という部署があり、学生の就職活動を支援していました。今日、「就職課」を置く大学は少なくなり、多くの大学が「キャリア支援課」を置くようになりました。変化の激しい現代社会では、大学卒業時に希望の職業に就けたとしても、その後の人生が幸せとは限りません。社会に役立つ仕事をして、充実した人生を過ごすためには、「新しい知識や技能を学び続け、高度化する仕事をまっとうする力」が必要です。この力が「キャリア形成力」であり、その力の習得を支援することが「キャリア形成支援」です。
文教大学の教員・保育士養成では、皆さんに、「『良い先生』であり続けるためのキャリア形成力」を示しながら、皆さんがそれを能動的に習得していくことを支援していきます。もちろん、その力を備えた人は、結果として「採用試験合格」がついてきます。

教育力の課題を見つける

豊富な学校体験

「先生をめざす学び」は大学で授業を受けるだけではありません。教育現場をお借りしての「学校体験」も重要な学びの機会です。学校体験には「教育現場を知る」「教育実践力を学ぶ」さらには「『めざす教員像』を描く」といった多様な学びがあります。そこで、文教大学ではさまざまな学校体験を用意しています。

先輩との交流を育む

卒業生の支援、卒業生との交流

文教大学の教員養成教育の歴史は50年以上です。この間、10,000人以上の卒業生を教育界に送り出してきました。各学校の教室で「日々、子どもの人生を支えている」方々、校長先生や教頭先生として「先生方の仕事を支え、理想の学校を創っている」方々、教育委員会などの行政機関で「教育界を支え、その発展のため奮闘している」方々、皆さまそれぞれに活躍なさっています。
そんな先輩達は後輩である皆さんのことも心配しています。就職後、誰もが、必ず、壁に突き当たります。そんな時、助けてくれる先輩が多数います。また、大学でも、卒業生と在学生との交友機会を創り、「良い先生」となるためのノウハウを、先輩から後輩へと伝承していただきます。

 

元気に現場で活躍中!先輩たちの声。

  • 保育所の先生
  • 幼稚園の先生
  • 小学校の先生
  • 中学校の先生
  • 高校の先生
  • 特別支援学校の先生
  • 保育所の先生
  • 幼稚園の先生
  • 小学校の先生
  • 中学校の先生
  • 高校の先生
  • 特別支援学校の先生

幼稚園の先生

さぁ、あなたにしかなれない先生に、なろう。

Topics

教育学部改組特設サイトを公開いたしました。

教育学部発達教育課程の設置届出が文部科学省に受理されました。

教育学部発達教育課程が申請中であった教職課程の課程認定を受けました。

教育学部発達教育課程が設置になり、新しい教育学部がスタートしました。

教員採用実績を更新しました。
●中学校教員採用者数【7年連続】私立大学 全国第1位!
●小学校教員採用者数【13年連続】私立大学 全国第1位!

教育学部パンフレットを公開しました。

学部長あいさつ

教育学部長 近藤 研至

我家の娘が小学校を卒業するその日に、担任の先生が子供たちに語りました。「皆さんは、大人になるってどういうことだと思う?」と。一人ひとりの子供たちはいろいろな答えをしました。その先生はにこにこ笑ってその答えを聞いていましたが、最後の答えを聞き終えて、「みんな一人ひとり意見が言えてすごいね。成長したね」と感想を述べた後、「大人になるっていうのはね、人のために時間と労力を使ってあげられるようになることだよ。みなさん、いい大人になってください」と締めました。この場面は何年経っても私の脳裏を離れません。
社会は絶えず変化してきましたし、これからも変化していくでしょう。しかし、たとえ変化しようとも変わらないことがあります。それは、社会はそれぞれの人が他者のために時間と労力を使うことによって支えられているということです。教育は、このことに大きく関わります。教育とは、長い時間と大きな手間をかけて、それぞれの人が他者のために時間と労力を使えるようになるように育てる営みなのです。そうして教育は人を育てることによって社会を育てる営みだと言えるのです。
文教大学の教育学部には、人や社会を育てる営みに関わろうとする、強い意志を抱いた仲間が溢れています。ぜひ、そうした仲間との4年間の交わりを通して、あなたの夢を実現してみませんか。ここでは必ず今の自分が確認でき、これからの自分を見つけられます。待っています。

進路・取得できる免許・資格