宮野 周准教授

専門領域

  • 乳幼児の造形表現
  • 教科教育学
  • 図画工作科教育

自己紹介

群馬県出身です。中学時代の美術の先生との出会いがきっかけで高校は美術を専門的に学べる地元の高校に進学し、大学は将来、自分も先生になりたいと考えて教育学部に入りました。体を動かすことが好きで、部活動は中学校がバレーボール、高等学校はバドミントンをしていました。学部時代はこれまで学んできた美術を活かして、絵を描きながら教える中学校の先生になるつもりでいましたが、一転、研究者をめざすようになったのは4年次に出会った恩師のおかげです。その恩師との出会いから修士・博士課程と進学し研究者の道に進みました。これまで地元とのつながりや一緒に研究する先生方との縁もあって短大で6年間、埼玉の大学で8年間、保育者・小学校教員養成に携わってきました。

研究テーマ・研究活動

専門分野は教科教育で、美術教育です。学部・院生時代には「情報社会における美術教育」をテーマに、保育者養成に携わるようになってからは「乳幼児の造形表現」について研究を進めてきました。最近では「感じる」「自然」「共創」等をキーワードに、乳幼児の造形表現のワークショップや保護者・学生の育ちに関する共同研究などの実践的な研究も行っています。

担当科目

  • 図画工作科教育
  • 教科概説「図画工作」
  • 幼児と表現B(図画工作)
  • 卒業研究
  • 保育内容「表現」の指導法
  • 造形表現演習
  • 専門演習

ゼミ紹介

ゼミでは主に卒業研究(4年次)の指導が中心です。乳幼児の造形表現に関するテーマはもちろん、それ以外に保育に関することで学生の興味関心に合わせて個別の卒業研究テーマについて文献購読など卒業論文の指導を行っています。また専門演習(3年次)では、卒業研究に関連して文献購読とともに、子どもを対象にした造形ワークショップの企画・立案と実施、幼稚園・保育所における造形展への参加・見学を行っています。

卒業研究テーマ例

  • 設定保育における保育者の援助についての一考察
  • 幼児期における自然との関わりについて
  • 保育における共同製作が子どもにもたらす影響
  • カラフルなパッケージに子どもが惹かれるのはなぜか
  • 絵本が乳幼児に与える造形的な効果に関する一考察
  • ICTを活用した図工教育̶コマ撮りに着目して̶
  • 幼児の描画表現と色彩選択に関する一考察
  • 絵本のキャラクターに関する一考察

教員紹介