文教大学 父母と教職員の会

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父母教について

ご挨拶(文教大学父母と教職員の会関係者)

会長より

父母と教職員の会会員の皆様へ

 この度、第39回代議員会において、会長に選任されました中井昌典と申します。2022年度から副会長として活動させていただいておりました。どうぞよろしくお願いいたします。
 私は過去4年間、埼玉県支部の支部長を務めさせていただきましたが、支部長になるタイミングでコロナ禍となり、対面活動の制限やキャンパス内に入れないという状況を経験いたしました。今までの魅力的な父母教活動が一変し、モニター越しに皆さんと話をしていく事が、不慣れさもありギクシャクしたものになりがちでした。少し経って、研修会などを企画しても参加希望者は少なく、その中で参加された会員の方からもお子様が苦心されているお話が多く語られました。
 本部運営委員会もオンライン開催が続き、他支部の方との連携や、教職員の皆様とのコミュニケーションも取れず、支部の研修会にどの先生をお呼びして良いかも分かりませんでした。長々とコロナ禍の事を語りましたが、こういった状況から父母教の組織活動も大きく影響を受け、支部の存続が出来ない支部も多く見受けられます。
 そんな中、本年の代議員会では対面で多くの支部長様と交流することができました。ある支部長様からは新たな試みとして合同の総会を企画されているお話をうかがえるなど、希望を感じることができました。
 また、翌日から開催が始まった一日大学でも、多くの会員様と交流することができました。これは、コロナ禍を克服し魅力的な父母教活動が再び戻って来る兆候と確信いたします。
 様々な課題を、本部運営委員会で協議し、会員の皆様に魅力ある父母と教職員の会と認識していただけるよう、取り組んでまいります。

文教大学父母と教職員の会
会長   中井  昌典

顧問より

 文教大学父母と教職員の会は、設立40年以上の活動実績があり、大学と保護者、教職員と保護者の懸け橋になるとともに、様々な学生活動の支援を行っています。他の大学と異なるところは、様々な行事に保護者を招いたり、保護者の参加を可能にしたりしているところです。「父母のための一日大学」、「親と子のための進路問題研修会」などを主催し、常に学生と保護者、大学との絆を大切にしてまいりました。私も長男が入学したときに、これらの催しに参加し、その保護者に寄り添った活動に深く共感を覚えました。縁があり長男、長女ともに文教大学にお世話になり、建学の精神「人間愛」の中でしっかりと育てていただきました。そして、それぞれが自分の思う資格を取り、願う職を得ました。これも大学と学生を支える父母と教職員の会の活動があってこそと思っています。
 この度の代議員会により、多数のご賛同を得て中井新会長が誕生しました。私は顧問という立場でお世話になりますが、新会長を支え、すべての会員と学生、本学の研究がますます発展する一助になるように力を尽くしてまいりたいと思っています。

文教大学父母と教職員の会
顧問   中野  誠

学長より

大学の使命である、教育、研究、社会貢献の充実を追求します。

 文教大学は、越谷、湘南、東京あだちの3キャンパス体制です。キャンパスは分かれていても、各学部が大学の使命である「教育、研究、社会貢献」を充実させるとともに連携しあえば、それぞれの学部が他大学にない魅力を持つ学部に発展できる可能性を秘めています。教育においては、一昨年度より開講した全学共通科目(文教大学への招待)をさらに充実させて、大学としての一体感を醸成します。研究においては、昨年度より稼働した「文教大学ウエルネス&未病リサーチセンター」における産学および産学官の共同研究を推進します。社会貢献においては、教育と研究の成果を、地域連携センターのイベント等を通して発信します。また、SDGsの推進と文教大学ミュージアムからの情報発信を行います。
 父母と教職員の会におかれましては、いつも本学の重要なステークホルダーとしての役割を果たしていただいており、大変感謝しております。今年度も、変わらぬご理解とご援助を賜りますようお願い申し上げます。また、父母と教職員の会のますますのご発展をお祈り申し上げます。

文教大学  学長
中島  滋

事務局長より

事務局長 ボブ 田中

 文教大学に着任して3年目になりますが、当初より父母と教職員の会(以下、父母教)に携わってまいりました。初年度は他大学には見られない活動内容に驚き、最近はその意義に共感を深めています。本年度よりその会の事務局長としての任を仰せつかり、気持ちが引き締まる思いです。
 会員の皆様におかれましては、「朝ごはんはちゃんと食べているのだろうか」「就職活動はできているのだろうか」「大学はどんなサポートをしてくれているのだろうか」など、お子様への心配は尽きることがないかと思います。父母教は皆様のそんな関心事に向き合っていければと考えています。
 間もなく50年を迎える父母教ですが、大学を取り巻く社会情勢は変化し、会員の皆様のお子様に対する接し方や関心の持ち方も大きく変わってきているようです。そういった状況で、父母教としての理念は崩さず、会員の皆様にとってより一層充実した活動になるよう、本会の運営に尽力してまいりたいと思っています。会員の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

文教大学父母と教職員の会
事務局長   ボブ  田中

ご挨拶(文教大学学園関係者)

理事長より

気持ちは「全国区」

 先日、越谷キャンパスで父母教代議員会が開かれた折、その様子を少しだけ見せていただき、その後開かれた出席支部の皆さんを迎えての学長主催パーティーにご招待いただきました。
 その会場で全国各支部から来られた父母の方々と楽しくお話をすることができました。この日は私にとって、父母教が北海道支部から沖縄支部までの「全国の父母の組織」であることを実感できる貴重な機会でした。
 学生にとっても、全国から集まれば、それぞれが育った土地柄の違いから、お互い、「そうなの!」といった面白い話を聞くことができます。
 群馬県には「上毛かるた」というのがあって、だいたいの学生はそらんじているとか、長野県人はみんな「信濃の国」を歌えるとか、山に囲まれて育った学生が関東は山が見えないので不安になるときがあるとか(湘南キャンパスでは大山丹沢の山々が見えますが)。
 異なった土地柄で育った学生同士の交流は、文教大学の学びの大切な一面です。父母の皆様も、文教大学を縁にしてさまざまなかたちで「全国区」の交流を楽しんでいただきたいと願っています。

学校法人文教大学学園
理事長   野島  正也

学園長より

 現在、私の願いは二つです。一つは、「文教ファミリー大学」の実現です。文教大学は、自他ともに認める日本一家庭的な大学です。しかし、「家庭的」では不十分で、「家庭」「文教ファミリー大学」でなければなりません。学生は素直でかわいい子ども、上級生や若い教職員は賢くて優しい兄や姉、年配の教職員は慈愛に満ちた父母あるいは頼りになる叔父叔母になることです。これが実現し、すべての学生が、毎朝、級友との朝食、語らい、学び、部活などを楽しみに、大学(家庭)へ一目散となる日が来ることを心から願っています。もう一つの願いは、私の専門の「教育評価」が絶滅危惧種といわれており、それを回復することです。原因は、「評定」とすべきを「評価」としている専門用語の不正確、不適切です。「評定」をして「評価」をしたと誤解し、「評価」をしていない教師が多いということです。専門用語の正常化による回復運動を文教大学から発信を続けます。日本の教育評価の回復運動にぜひご協力を。

文教大学学園
学園長   石田  恒好