文教大学 父母と教職員の会

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父母教について

趣旨目的

学生たちのよきアドバイザーとして

大学生ともなれば、中・高校生とは違います。すでに自己や環境を認識して、大人としてのプライドを持っていますから、父母も教職員も、学生を大人として認めて、彼らの自主的活動を期待しております。
しかしながら、何と言っても、まだ若年です。生活面でも、学習の面でも、父母と教職員が、よきアドバイザーとならなければなりません。

父母と大学の情報交換の場として

本学の学生は、全国各地から集まっておりますから、
父母と大学側との情報交換は容易ではありません。
そこで、父母と教職員との緊密な協力を必要とします。


遠く故郷を離れて入学している学生の父母の方々は、

  • 日常生活はうまくやっているだろうか。
  • とんでもない、過ちを犯してはいないだろうか。
  • 勉強を真面目にやっているだろうか。
  • 単位はうまく取れて、他の学生に遅れを取らず学習しているだろうか。
  • 進級はできるだろうか。
  • 留年はしないだろうか。
  • 卒業後、本人や親の志向している社会への進路就職は、うまくいくだろうか。
  • それらのことについて、大学ではどんな指導をしてくれているのだろうか。

などと、大学と情報を交換したいことがたびたびあります。
また、教職員の方々も

  • あの学生は、この頃生活態度が少しおかしいが、親元ではそれを知っているのだろうか。
  • 教育学部に入学、初めは教員になることを志望していたのに、この頃は、進路について迷っているようだが、父母の方は、どんな考えなのだろうか。
  • このところ、学費を滞納したり、友だちに借金したりしているようだが、何か家庭的な事情があるのだろうか。父母は承知しているだろうか。
  • あの学生は、この頃アルバイトに精出して、講義に出てこない日が多いが、親御さんは承知しているのだろうか。

などと、父母の方々と情報を交換したいことがたびたびあります。
そうした情報の交換や、意見の交換によって、学生たちを正常に、そして大学生活を充実したものにしてもらうためには、父母と教職員の密接な連携が必要であります。

同郷の父母・学生・卒業生の集まりの場

大学生は、中・高校生と違い、休暇が多く、郷里にいる期間が多いわけです。
そんなとき、もちろん家庭でのコミュニケーションは行われているでしょうが、同県下の父母と学生が集まり、あるいは県在住の先輩も交えての懇談の機会をつくって、 学生を守り、励ますような場をつくってあげたらどうだろう。そのためには、父母と教職員の会の県支部がそのお世話をします。
また長男・長女時代に、できるなら郷里で就職させたい。そんな場合、同郷の父母たちが力を合わせ情報を交換しあい、子どもたちの幸福を考えてやりたい―。こうした考えは、父母の方々みんなの気持ちではないでしょうか。
そうしたコミュニケーションが旨く行われる組織があったらどんなにいいだろう―そういう発想から、ひたすら学生たちのためにと考えて生まれたのが、この父母と教職員の会です。