大学生ともなれば、中・高校生とは違います。すでに自己や環境を認識して、大人としてのプライドを持っていますから、父母も教職員も、学生を大人として認めて、彼らの自主的活動を期待しております。
しかしながら、何と言っても、まだ若年です。生活面でも、学習の面でも、父母と教職員が、よきアドバイザーとならなければなりません。
本学の学生は、全国各地から集まっておりますから、
父母と大学側との情報交換は容易ではありません。
そこで、父母と教職員との緊密な協力を必要とします。
遠く故郷を離れて入学している学生の父母の方々は、
などと、大学と情報を交換したいことがたびたびあります。
また、教職員の方々も
などと、父母の方々と情報を交換したいことがたびたびあります。
そうした情報の交換や、意見の交換によって、学生たちを正常に、そして大学生活を充実したものにしてもらうためには、父母と教職員の密接な連携が必要であります。
大学生は、中・高校生と違い、休暇が多く、郷里にいる期間が多いわけです。
そんなとき、もちろん家庭でのコミュニケーションは行われているでしょうが、同県下の父母と学生が集まり、あるいは県在住の先輩も交えての懇談の機会をつくって、 学生を守り、励ますような場をつくってあげたらどうだろう。そのためには、父母と教職員の会の県支部がそのお世話をします。
また長男・長女時代に、できるなら郷里で就職させたい。そんな場合、同郷の父母たちが力を合わせ情報を交換しあい、子どもたちの幸福を考えてやりたい―。こうした考えは、父母の方々みんなの気持ちではないでしょうか。
そうしたコミュニケーションが旨く行われる組織があったらどんなにいいだろう―そういう発想から、ひたすら学生たちのためにと考えて生まれたのが、この父母と教職員の会です。