外国人留学生別科の概要と学び
育ての、文教。
だからできる日本語教育
1993年4月、言語文化研究所の日本語研修課程が独立して、外国人留学生別科が生まれました。 主にアジアの国々からの留学生が、本学の学部や大学院をはじめ、日本のいろいろな学校へ進学するために、日本語や基礎科目を勉強します。春学期入学は1年コース、秋学期入学は1年6か月コースで学ぶことができます。また、外国人留学生別科では、ニュージーランド、ドイツなどの協定校から受け入れる交換留学生が日本語の補習を受けたり、日本語教師を目指す学部生が実習を行うところでもあります。2003年度からは、文学部の学生が別科生と席を並べて異文化を体験的に学び合う科目も始まりました。貴重な国際理解の場所です。
別科長挨拶
日本の高等教育機関で学ぶために日本語を勉強しているみなさん。その日本語力を、文教大学外国人留学生別科でさらに向上させて、文教大学の学部や大学院へ進学しませんか。文教大学は昭和2(1927)年に創設され、現在では8,000人を超える学生が在籍する、日本では中堅の大学です。2021年には、越谷、湘南キャンパスに加え、東京にあだちキャンパスを開設して、7つの学部、5つの大学院研究科を擁する総合大学として発展し続けています。
本別科は、1987年に日本語研修課程として始まり、1993年に外国人留学生別科へと発展して、現在に至っています。別科の校舎は越谷キャンパスにあり、文学部、人間科学部、教育学部へ通う学生が学んでいる中にあります。日本の学生とも交流できるので、授業で学んだことを実践できる環境も、本別科の魅力の一つです。授業だけでなく、大学のキャンパスライフを楽しめるプログラムも用意されています。
先輩たちは、文教大学以外の国立大学や有名私立大学などへも進学しています。みなさんも先輩に続いて、自分の夢を叶えてください。私たち教職員は一丸となって、みなさんの夢が実現できるように、全力で応援します。
授業の特色
外国人留学生別科では学期はじめ(4月・9月)にプレイスメントテストを実施し、それぞれのレベルに応じたクラスに分かれ、授業を受けます。
開講科目と時間割
1コマの授業時間は90分で1コマ毎に10分間の休憩時間があります。
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学部入学を目指す学生の一例
月 火 水 木 金 1限目
9:10~10:40精読1C 精読1C 口頭表現1C 精読1C 精読1C 2限目
10:50~12:20応用
日本語1C応用
日本語1C文章表現1C 応用
日本語1C応用
日本語1C昼休み 12:20~13:10 3限目
13:10~14:40基礎文法 総合
日本語1C日本事情1B 留学生活1 日本語
演習1B4限目
14:50~16:20漢字1B 基礎語彙
・聴解英語1 -
大学院入学を目指す学生の一例
月 火 水 木 金 1限目
9:10~10:40精読1A 精読1A 口頭表現1A 精読1A 精読1A 2限目
10:50~12:20応用
日本語1A応用
日本語1A文章表現1A 応用
日本語1A応用
日本語1A昼休み 12:20~13:10 3限目
13:10~14:40漢字1A 総合
日本語1A日本事情1A 留学生活1 日本語
演習1A4限目
14:50~16:20研究基礎1 地理・歴史 アカデミック・ジャパニーズ演習1 論文講読
高い専門性を持った教員が、日本語科目を中心に多彩な授業を展開します。
専任教員のご紹介
※2023年度現在
学びに関するQ&A
- 日本語のレベルに不安があります
- 一人ひとりの日本語能力に合わせたレベル別のクラスで授業を展開しているので、心配はいりません。まずは出願に必要となる日本語能力を習得できるようにしてください。
- 日本人学生と一緒に、文教大学の学部の授業を履修することができますか?
- 外国人留学生別科で開講している授業の中には、学部生と合同で授業を行っているものもあります。