人間科学部では、人間の営みを「総合的に」とらえることを目指しています。

最新の実験・実習室をいかした学内での体験学習、学外の体験学習として、病院・児童相談所など、それぞれのフィールドで、資格養成にかかわる実習・教育実習・臨床心理学実習・社会福祉士・精神保健士の体験実習、またキャンプ・海外研修も行っています。

  • 幅広い学問領域から総合的に人間のあり方を探求
    心理・社会・教育・福祉などの領域から、広く総合的に人間を理解し、応用へとつなげていきます。

  • 少人数教育の充実
    1年次から少人数での学習を柱とし、基礎から演習、そして卒業研究につながるカリキュラムを構成しています。

人間科学部の構成

人間と人間の営みを理解するには、また、豊かな人間性、そして生活を実現するためにはどうすればよいでしょうか。 人間を断片的に、あるいは、限られた場面のみでとらえていたのでは、その実現は難しいといえます。 人間科学部では3つの学科を設置し、さまざまな視点から人間をとらえます。そして、統合的な人間理解を得るために、学科を超えた履修を取り入れています。

学びを実現する3つの学科

  • 人間科学科
    研究対象は、社会のすべて。多彩な視点からヒトを探究する

    社会学、生涯学習、スポーツ、社会福祉、文化人類学。人間科学科ではありとあらゆる観点から、人間というものを探究していきます。2年次からは、現代社会やメディア、若者文化を中心に学ぶ「社会文化コース」、家庭や学校、地域、職場を軸に考察する「人間教育コース」、生活者を支援する福祉に重きを置いた「社会福祉コース」、ウェルネス、スポーツに関わる様々な考え方や、地域のコミュニティのマネジメントについて学ぶ「スポーツ・コミュニティコース」に分かれて専門性を磨きます。

  • 臨床心理学科
    カウンセラーや臨床心理士へ。心を学び、心のプロを目指す

    心のメカニズムを学び、援助方法を学ぶ。それが臨床心理学科です。多彩な心理テストを実践的に習得。医療機関や児童福祉施設、学校、裁判所、企業などでの実習や見学もあります。卒業後の進路や興味・関心に合わせて「心の専門家育成コース」「家庭・学校・コミュニティ支援コース」「自分と社会の理解コース」の3つのコースから1つを選択できます。公認心理師に対応し、臨床心理士養成第1種指定校である大学院も併設されています。

  • 心理学科
    日常生活やビジネスの現場で役立つ、より実践的な心理学を学ぶ

    日常生活を豊かにするには?ビジネスの現場で活躍するには?心理学科では、そんな身近な疑問を解決するための実践的な専門知識、技術を修得します。2年次からは3つのコースに分かれて専門をさらに深めていきます。市場調査などのフィールドワークはもちろん、企業や病院で体験しながら学ぶ実習や演習も充実しています。日常的な場面で活かせる、心理学を体系的に学ぶことができます。

学科を越えた学び

他コースはもちろん他学科の科目を柔軟に履修できます。3つの学科で、さまざまな視点から人間について探求します。しかし、その学科だけで学ぶのではありません。専門的なさまざまな視点と、それらを統合できる教育体制で、専門性と全体性とが、より充実して補い合っているといえます。
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