秋山 美栄子

専門領域
福祉心理学、高齢者福祉、医療・福祉カウンセリング、看護学、高齢者介護
E-mail
akiyama@koshigaya.bunkyo.ac.jp
自己紹介
生まれは四国の香川県。高校卒業までさぬきうどんを食べて素朴に育ちました。その後は看護学を専攻し、富士山を間近にみられる静岡に進学。卒業後は看護師として勤務しました。ICU、脳血管外科・胸部心臓外科病棟、手術室を中心に主に外科系を担当。そんな中、多くの患者さんの死に出会い、その時の看護に疑問をもち、死生観とホスピスの思想を学ぶべく英国に留学。在英中にはヨーロッパの国々をバックパッカーとして旅して巡り、精神的開放感に浸った自由な日々を過ごして大満足でした?!
帰国してすぐに看護教員の資格を取得するために、神奈川県立看護教育大学校に1年学び、卒業後は神奈川県に就職しました。県立病院の勤務を経て、母校の付属看護専門学校に転勤し看護教育に従事。この頃から大学で社会福祉や発達心理学を学び、大学院ではカウンセリングを専攻しました。職場は短大に移り、介護福祉士の養成教育を担当。その後、文教大学には平成13年に勤務しました。臨床的には特別養護老人ホームと老人保健施設で高齢者カウンセリングを実践する傍ら、ケアマネージメント等のスーパーバイザー役も。
専門分野・研究のテーマ
専門領域は福祉心理学、高齢者福祉、医療・福祉カウンセリング、看護学、高齢者介護などです。 現在の研究テーマは、1)高齢者のQOLに関する研究、2)サクセスフル・エイジングとジェネラティビティの研究、3)看護と福祉の概念を結ぶ看護福祉学の構築に関する研究、4)介護保険とケアマネージメントに関する研究、5)福祉マンパワー養成に関する研究などに取り組んでいます。
現在は、海外研修の担当をしていますが、オープン・プログラムである全学部対象の「バングラデシュ・タイ研修」「アジア研修」では、第3世界の社会経済開発や国際協力などを通して、地球規模で人間の営みを学ぶことができます。また、学部のクローズド・プログラムである「人間科学海外研修」では、北欧の福祉先進国での人権に配慮した教育や福祉の現場を視察します。主体的に学ぶ意欲のある学生の参加をお待ちしています。
学生諸君へのメッセージ
“光陰矢のごとし”何かに熱中していても、何もしないでむだな時間を過ごしても同じ与えられた時間です。是非、意図的に選択して学生生活を楽しみましょう。 自由な思想で何でも体験することで、新たな自分の発見にチャレンジしましょう。
石原 俊一

専門領域
生理心理学、健康心理学、人格心理学
E-mail
ishihara@koshigaya.bunkyo.ac.jp
自己紹介
群馬県の出身で、子どもの頃に見た鉄腕アトムや鉄人28号の影響で、高校時代までロボット工学を学びたいと思っていましたが、ひょんなことから人間の行動に興味が湧き、吸い込まれるように心理学を専攻するに至りました。大学院の頃には医学、生理学にも興味を覚え、医学部の人工心臓研究チームに入り込み、動物の心臓をいじっていました。以上のような1つ1つの興味が、今、心理学と医学・生理学をリンクさせるような研究を行わせているかも知れません。その後、心臓病など身体疾患を持った患者さんに心理的治療を行う総合病院の臨床心理士として勤務し、文教大学人間科学部に赴任いたしました。今後は、医療現場での経験を活かし、健康心理学や生理心理学的立場からの研究を進めていきたいと考えています。
専門分野・研究のテーマ
研究領域は主に生理心理学、健康心理学そして人格心理学で、特に心理的ストレスが心臓血管系反応に及ぼす効果を実験的に検討することです。さらに心疾患の発症に関連するタイプA行動や怒り表出に関する生理心理学的研究も行っています。また、人間関係から得られるストレス緩和要因であるソーシャル・サポートの研究から疾患との関連性を検討しています。これらの基礎研究を基に健康心理学・人格心理学の立場から患者を対象に、ストレスコントロール法の研究も行っています。近年では、心疾患患者の精神神経免疫学的検討を主なテーマとしています。具体的には心理的要因が免疫系反応を介して心疾患を発症させる仕組みの研究を行っています。
学生諸君へのメッセージ
大学生活とは様々な人や知識と出会い、自分自身を探し出すことにあると思います。そしてNo.1でなくてもいいから、only oneである自分に気づくことが大切だと考えます。一人一人違う個性を持ち、その大輪を開花させていってください。その中で少しでもお手伝いできればと思います。
大木 桃代

専門領域
健康心理学、医療心理学、人格心理学
自己紹介
東京生まれの東京育ち、下町っ子です。3月3日の桃の節句生まれなので、桃代という名前になりました。
中学・高校と多感な青春時代を女子校で過ごしました。化学部に所属しながらも心理学に関心を持つようになり、高3で理系から文系に進路変更をしました。心理学を学ぶべく早稲田大学第一文学部に入学したまではよかったのですが、当初は男子学生の多さに拒否反応を起こし、入院までしたほどです。しかし人間は慣れるもの、やがてその環境にすっかり染まってしまい、早稲田大学大学院修土課程、博士課程とそのまま過ごしました。大学院修了後、心理学専攻の助手、非常勤講師を経て、1998年から文教大学に勤務しています。臨床現場では、病院の内科・外科(主に血液系の悪性疾患や臨床研究に参加される患者さん)でカウンセリングも行っています。
趣味は音楽(特にオペラやミュージカル)、読書(大学時代はミステリクラブに所属)、スポーツ観戦、夫の手料理を食べること、特技は珠算(実家が珠算塾)です。
専門分野・研究のテーマ
専門領域は健康心理学、医療心理学、そして人格心理学です。 健康心理学や医療心理学という比較的新しい領域では、からだと心の関係を研究しています。日常の様々なストレスや好ましくない生活習慣によって、健康を害する人々は多くいます。逆に、身体的な病気になることによって、精神的に辛い思いをされる方も少なくありません。がんの患者さんのカウンセリングを通した、医療現場における健康心理学の役割の検討が現在の研究テーマの中心です。さらに私たちが心身共に健康で、充実した人生を過ごすためには、何を心がけていけばよいのか、ということを究極のテーマとしています。
人格心理学では、卒論以来投影法を中心とする検査法の研究に携わってきました。パーソナリティがどのように考えられ捉えられてきたのか、どのような問題を抱え、そしてどう考えていくべきものなのか、ということを探りたいと思っています。とくにパーソナリティの変容と実生活への応用をテーマの中心としています。
いずれにしても、心理学を机上の学問にすることなく、実際の生活場面や臨床場面に応用できるような研究を目指しています。
学生諸君へのメッセージ
大学時代にしか得られないことはたくさんあります。皆さんには是非、人との出会いを大切にし、広い視野と柔軟な考え方を身につけてほしいと願っています。 本学で、様々な個性を持つ皆さんとお会いできることを心から楽しみにしています。
岡村 達也

専門領域
臨床心理学(カウンセリング・心理療法)
自己紹介
◎学歴:
東京大学文学部1類(文化学)卒業、東京大学教育学部教育心理学科卒業、東京大学大学院教育学研究科教育心理学専攻第1種博士課程中退。 
◎職歴:
東京都立大学経済学部助手、専修大学文学部心理学科助教授。 
◎著書:
■『思春期の心理臨床-学校現場に学ぶ「居場所」つくり-』日本評論社、1995年。
■『カウンセリングを学ぶ-理論・体験・実習-』東京大学出版会、1996年。
■『うつの上手なかわし方-こころの専門家からのアドバイス-』木馬書館、1997年。
■『カウンセリングの条件-純粋性・受容・共感をめぐって-』垣内出版、1999年。
■『子ども成長/教師の成長-学校臨床の展開-』東京大学出版会、2000年。
■『臨床心理の問題群』批評社、2002年。
■『人格障害のカルテ』批評社、2004年。
■『自閉症スペクトラム-浅草事件の検証-』批評社、2005年。
専門分野・研究のテーマ
カウンセリングと心理療法の実践。心理療法基礎論、治療関係論、治療者論。
学生諸君へのメッセージ
「精神医学は楽しいものではない。精神医学から楽しみを得ようとすれば、かなり高いツケを支払わされる。君の楽天家ぶりには根拠がないんだから。精神医学の起こす頭痛に耐えとおそうと思っていないならば君は仕事選びを間違ったのだ。『精神医学に燃える』なんてのは馬鹿もいいところで、大人になりきっていない青くさい証拠としか言いようがない。精神医学的面接をやっている精神科医でもっとも頼りになる態度の人間は、どんな人間だと思う?単純な話だ。『自分の日々の糧を自分で稼がなければならない』ことがわかっていて、そのために働いている人間だ。・・・精神科医という職業は大変きつい職業で自分の威信や快楽を追うことは全然できない。・・・あらゆる場合に精神科医があらんかぎりの慎重さをもって避けようとするべきことがある。それは、精神科医の千里眼ぶり全知ぶりを見せつけて患者を感心させてやろうという計算で行動することである。『自分は何でも知っている』とか『自分の精神は一にらみですべてを見透す』かのように人にみえるようなふるまいに淫してはならない。」(H.S.サリヴァン『精神医学的面接』中井久夫他訳、みすず書房)
カウンセリングや心理療法、しかり。カウンセラーや心理療法家、しかり。
鎌田 晶子

専門領域
社会心理学、消費者心理学、認知心理学
自己紹介
小学生の頃、線の両端に矢印のような羽のついたミューラー・リヤー錯視図形(実際には同じ長さの線分が目の錯覚で違う長さに見えるもの)を見て衝撃を受けました。定規を当てて測ってみると線の長さは同じなのに、なぜ一方は長く他方は短く見えるのだろうと素朴な疑問がわき、人間の心のものさしって不思議だなと思ったことが、私が心理学を志すきっかけだったと記憶しています。 その後、大学に入って心理学を学び、心理学の学問領域の大きさに驚きました。大学院を修了してからは、科学技術振興機構の研究員として、組織の不正を防止するための社会心理学的方策について研究していました。
専門分野・研究のテーマ
私は、「思い込み」や「勘違い」のような、認知的歪み・ズレに興味を持っています。 対人場面において、実際にはそんなことはないのに、みんなが自分に注目しているように感じたり、自分の心の中が相手に見透かされているように感じたりすることがあります。なぜ自分と他者との間に、このようなズレが生じてしまうのでしょう?どのようなときにこのズレが大きくなるのでしょう? 買い物をするときもそうです。その場の状況によって、必要ないものをなぜか買ってしまったり、本当はほしくないモノをほしいと勘違いしてしまったり、ディスプレイの仕方や他の商品があるかないかで選ぶものが変わってしまったり・・・。自分の好みにそって買い物をしているようで、実は様々な状況の影響を受けているようです。 このような状況に応じた系統的な認知の歪みやズレを研究しています。
学生諸君へのメッセージ
越谷にこもらず、都市や様々な場所の空気を吸ってみるのもいいかと思います。様々な場所での色々な人との出会いが、今後社会で活躍するみなさんの自信につながると思っています。みなさんが、とにもかくにも「濃くて楽しい」学生生活を送られるよう祈っています。
小林 孝雄

専門領域
臨床心理学、カウンセリング
自己紹介
地方の中学高校で運動部に所属しながら、体を動かす毎日を過ごしていました。受験勉強漬けの高校3年生を経て大学入学とともに上京。何も知らない大都会東京で戸惑いつつも、いろいろな経験を積み重ねながら大学生生活を送りました。広い世界と関わって仕事をしたいと思い企業に就職しましたが、いつしか人の内面に関心が向くようになり、改めて心理学を勉強しよう!と大学に学部編入で戻り、大学院まで進みました。
法律や経済学、工学や建築学など、知識は、広い世の中で多くの人と関わり合いながら生きていくときの、荒海に浮かぶブイのような支えとなるように思います。私が支えとして強くひかれたのが心理学でした。
心の仕組みと働きを知ることは、自分の心に今’いったい何が起きているのか?’を知る手がかりになりますし、’もっといい状態の自分でいるにはどうしたらいいのか?’を考える手がかりにもなります。 そして同時に、人の心というものは、知ろうとすればするほど、奥が深く、豊かで、とても知ることができないということにも気づかされました。心を知ろうとすることは、心の計り知れなさを知ることでもあり、それは私の計り知れなさを知ることでもあります。私とは何か、他者とは何か、私と他者は理解しあうことができるのか。これが現在の私の問題意識です。
専門分野・研究のテーマ
カウンセリング・心理療法を中心とした心理的援助。対象としては、主に学生相談をやっていたことから、青年期から若い成人期に関心がある。また、企業での職歴があることから、産業場面での心理的援助、職業発達にも関心がある。アプローチとしては、クライエント中心療法、フォーカシング指向心理療法に関心が強くある。
学生諸君へのメッセージ
例えば、10年後自分が何をして生活しているか、想像もつかない、あるいは想像がついてもそのとおりにならないことが多いと思います。大学生のうちに、色々な体験をしたり、色々な人に出会ってみることは、良いことだと思います。心理学を学ぼうと思っている学生の皆さんへ。人間の心理現象について、心理学がわかっていることは、実際に起きていることの一面でしかありません。丁寧な観察にもとづいたものから学ぶことは多いと思います。小説、映画、ドラマ、漫画などなど。また、生活を豊かにするために役に立つことはたくさんあります。心理学はそのうちの一つでしかないと思います。何が役にたつことか、自分ができることは何か、じっくり考えてみるとよいと思います。
城 佳子

専門領域
健康心理学
自己紹介
大学卒業後に会社員など社会経験を積み、ストレスに悩むOLやサラリーマンが沢山いる現実に直面して、再度心理学をじっくりと勉強しなおしたいと思って大学院に進みました。2005年度から文教大学に勤務しています。趣味はテニスと散歩です。どうぞよろしくお願いします。
専門分野・研究のテーマ
専門分野・研究テーマ専門領域は健康心理学です。特にストレス科学を中心に研究しています。現代社会では、世代を問わず誰もがストレスを感じながら生活しています。ストレスが健康に及ぼす影響が指摘されており、健康な生活のためには適切なストレスマネジメントが不可欠です。誰でもいつでも自分で簡単にストレスマネジメント出来ることを目的として研究を進めています。具体的には、感情の変化を詳細に測定可能な尺度を作成し、さらに、具体的なストレスマネジメント方法を提案して、そのストレス反応低減効果を心理的指標、生理的指標を用いて検討しています。これらの基礎的な研究に基づいて実際に教育場面や一般の人々の健康の維持増進に貢献することが研究の真の目的です。
学生諸君へのメッセージ
好奇心と柔軟な心を大切にして、充実した4年間を楽しんで下さい。皆さんと共に学び、感動を分かち合う日々を心より楽しみにしています。
田積 徹

専門領域
実験心理学、学習心理学、行動学的神経科学
自己紹介
大阪の下町で生まれ、高校卒業まで大阪で過ごしました。まわりの影響を受けやすい性格のため、自然な流れとして阪神タイガースファンになっていました。臨床心理学を学びたいとの思いで大学に入学したのですが、どういうわけか動物を使った生理心理系の実験心理学のゼミに入りました。大学院時代は動物とともに実験に没頭し、夜は先輩や同期、後輩のみんなと大いに呑んで語り、心理学者としての礎がこの時期に形成されたと思っています。ポスドクの研究員として医学部で扁桃体という脳部位からニューロン活動を記録する実験を行った後、滋賀県にある大学で教職につき、教育者としての経験を積むことができました。関東での研究・教育・生活は初めてなのでどうなる事やらと少々不安に思っていますが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
専門分野・研究のテーマ
これまで行った研究を簡単にまとめると、恐怖刺激や社会的刺激の価値評価を担う神経システムの一端を調べてきました。現在は、刺激や対象の価値評価の変容を態度形成、態度変容という観点から調べてみたいと思っています。特に、学習の基本原理の1つである古典的条件づけによる態度形成やその日常生活への応用、また、潜在的態度の変容に関するテーマで研究を進めていきたいと考えています。
学生諸君へのメッセージ
大学時代はできるだけいろんな人と関わり、社会や多様な人間の価値観や考え方について見聞を広げてください。私が大学院時代に心理学の他の分野を専門とする先輩や同期、後輩と大いに呑んで語った経験は見聞が広がり、心理学者としての成長に大切であったと実感しています。
二村 英幸

専門領域
産業・組織心理学、人事アセスメント論
自己紹介
私は民間企業でのキャリアが38年に及び、2006年に学界に転じております。民間企業では、いわゆる人材サービスの業界で、一貫して企業の適性検査や教育訓練サービスの開発や技術サービスに携わりました。心理学、経営学などの学問を応用する事業でしたから学界との連携が必須でした。キャリアの後半では大学で非常勤講師などを務める機会も得て、ついには軸足を移すことになったというわけです。 研究室では、培った心理測定の技術を背景にしつつ、この延長線上の研究を進めております。キャリア発達支援のための心理測定ツールをあらたに開発し、授業や演習に適用するなど、研究と実践の両面からの探究にやりがいを感じています。
専門分野・研究のテーマ
専門の領域は、産業・組織心理学です。その中に位置づけられる人事アセスメントの領域ではいくつか著書も上梓しました。また個と組織の関係のあり方は私の長年の関心事で、組織におけるキャリア発達を支援するアセスメントも手がけており、その成果は教育指導の実践に利用しております。
学生諸君へのメッセージ
めざす大きな目標に向かって愚直に進んで欲しいですね。しかし目前の小さな課題も手を抜かないことが大切です。無駄にみえるその遠回りや小さな成功経験が、大きな目標達成への近道であることが多いからです。
益田 勉

専門領域
ビジネス心理学
自己紹介
静岡県沼津市出身。温暖で雪も滅多に降らない郷里の気候風土は、自己のパーソナリティ形成に少なからぬ影響を与えていると自覚しています。のんびり屋、面倒くさがり屋、あるいは間抜け。大学では勉強よりも山歩きに精を出し、ワンゲルという低山・やぶ山専攻科で山林跋渉の趣味と生活技術を身につけました。当然ながら卒業後の進路は研究職には遠い企業就職。某人材ビジネスの会社に入り、そこで人材採用・教育・組織開発などに携わって23年、46歳で会社を辞め自営業(企業向け人事教育コンサル)に転進しました。10年ほど一匹狼で仕事をしたのちご縁あって文教大学教員に仲間入りという次第です。思えば、会社員、自営業、教員と紆余曲折の多い我がキャリアです(実は公務員を目指した時期もありました)。この間、心理学をビジネスに応用する領域で仕事を続けてこられたのは幸せなことだったと思っています。また、相変わらず山歩きやマウンテンバイクで山林に入り、最近は「山」つながりで寺参りをしているのは、趣味の世界でも昔と大差のないことをやっているような気がします。
専門分野・研究のテーマ
大学は文学部社会心理学科で文学士、企業人として携わった実務は産業組織心理学の応用分野、社会人大学院修士課程は経営学、同博士課程(中退)も経営学(企業科学)、ということで心理学と経営学の境界領域。「人と組織」が専門分野ということになります。最近は、人と組織が密接にからむキャリア発達に関する実証的研究を主たる研究テーマにしています。
学生諸君へのメッセージ
「人生90年」の時代が迫っている現代において、大学卒業時のキャリア選択は決定的なものとはいえなくなっています。30歳になる頃までに納得のいく「選択」ができればよいのではないかと私は考えています。とはいえ大学卒業時の選択は「自分を育てる環境」を選ぶという意味では軽く見ることができません。どういう環境なら自分はよりよく成長できるのかについての学びと気づきを、大学時代を通じて是非深めてほしいと願います。
増田 知尋

専門領域
知覚心理学
自己紹介
出身は山梨県竜王町(現:甲斐市)です。幼い頃から機械やコンピュータが好きで、理系の大学に進学しました。大学のゼミで人間が環境を認識する能力の素晴らしさに興味を持ち、大学院以降は視覚を中心とした知覚心理学を専門に研究してきました。大学院では研究はもちろんのこと、夜は先生や先輩方とお酒を酌み交わしながら議論を行い、休みの日には同じ趣味を持つ仲間達と集まって語り合ったりと、たくさんの素敵な方々に囲まれながら楽しく過ごしました。
大学院で学位を取得した後は、「楽しい」を研究のキーワードに掲げた立教大学の研究プロジェクトに携わらせていただき、知覚と映像表現に関する研究活動を行いました。その後は独立行政法人(現:国立研究開発法人) 農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所の特別研究員として、熟練者の知覚や食認知における視覚的要因などに関する研究を行い、2015年度に文教大学に着任致しました。
専門分野・研究のテーマ
専門領域は知覚心理学です。運動を中心とした視知覚と映像表現に興味があります。特に、食品の鮮度、かたさ、やわらかさなどの品質や材質などの視覚的判断について研究をしています。今後も、これら素材感や質感の知覚を中心に、より幅広く運動知覚と映像表現について研究をしていきたいと考えています。
学生諸君へのメッセージ
大学は、色々なことにチャレンジできる環境と時間とがとても充実しています。興味を持ったことについて行動を起こし熱中していくときのスピードも密度も、この時期が一番高いと思います。自分とは違う趣味や観点を持った人たちとも積極的に関わり、多趣味・博学な人を目指して下さい。
宮下 毅

専門領域
ビジネス心理学
自己紹介
都立大学法学部卒。上智大院、上智大学法学部助手を経て、本学で法律学、社会保障論等を担当。
専門分野・研究のテーマ
民法(家族法)および医事法を専門分野とし、特に家族と医療との関わりに関心を持っています。自己決定権という言葉はよく耳にされると思いますが、例えば意思能力が十分できなく自ら医療に関する決定を行うことが困難な者にとって、家族は「保護を与える者」であり得ると同時に「利害関係にある者」でもあり得るのです。このように家族が患者本人の医療に関わり合う場面で、法(あるいは法律)がどのようなフレームワークを与え、どのように機能するかについて、いくつかの研究を行ってきました。 最近の研究テーマとしては、精神障害者あるいは知的障害者の医療に関して誰がどのように決定すべきかについて、アメリカにおける不妊処置を採り上げ、その端緒から現在に至るまでの制定法および裁判例を中心に研究を行いました。また、ちょっと変わったところでは、高齢者の在宅医療に関する実証的研究を行うプログラムに参加し、島根と東京で在宅医療を行う患者本人とその家族に対して聞き取り調査を行う機会を得ました。
学生諸君へのメッセージ
皆さんは、いま学生生活あるいは新学期をスタートさせようとしています。何をどのように学ぶか、学ばないか、積極的に飛び込んでいくか、消極的に傍観しているか、すべての決定権は皆さんにあります。これは単に大学における学問・研究活動だけを言っているのではありません。近い将来、皆さんは人生の中で大きな選択に迫られることでしょう。そのために、学生生活は準備期間として意味のある”モラトリアム”になり得ると考えます。皆さんには、この”モラトリアム”を有効に活用してもらいたいと思います。
吉田 悟

専門領域
心理教育(特に感情教育)、コーチング心理学、キャリア形成論
E-mail
syoshida@koshigaya.bunkyo.ac.jp
自己紹介
1962年東京・町田市生まれ。趣味は、芝居見物と体を動かすこと。芝居の中でも特に、文楽が好きです。例えば千本桜は、歌舞伎でよく演奏される清元はダメ、義太夫が好みです。日常で煩わしいことが増してくると、国立小劇場が恋しくなります。木が入って幕が開くまでの、ざわざわとして、なのに張りつめた、間が好きです。また私は、体を動かすことが好きです。最近は友人と一緒にスポーツをする機会が少ないので、一人で「ストレッチ・筋トレ・歩く」をセットとしたワークを、毎日行っています。
専門分野・研究のテーマ
(1)感情教育
 感情知能は、知能とは異なる概念で、1.自分自身の感情を知る、2.自分の感情をコントロールする、3.自分を動機づける、4.他人の感情を認識する、5.人間関係を上手く処理する、という5因子から構成されます。そして、感情知能の高い就業者ほど職務満足・業績が高く、そのひとが指揮するグループの生産性が高いことが実証されています。したがって、感情知能が高い学生ほど企業にとって望ましい人材であり、就業前教育として感情知能を高める教育(感情教育)が大学でも重要です。 
 私はREBT(Rational Emotive Behavior Therapy)の指導者としてのトレーニングを受けてきました。REBTの学習は感情教育に最適です。REBTは感情に焦点をあてた心理学理論であり、具体的な手順・技法があり、学習しやすいです。英米では、REBTに基づく感情教育は学校教育やビジネス研修などで活用されてきました。REBTに基づく感情教育の効果は、先行研究で確証されています。代表的な不健康な感情である不安と怒りの改善、自滅的行動の減少、学業成績の改善、サボタージュの減少、人間関係の改善に有効なことが、見出されています。 
(2)コーチング心理学
 コーチング心理学とは、現在すでに確立している心理学理論やカウンセリング技法などを援用して、コーチングを受ける人の個人の生活の質や職場での能力開発・業績向上を促進することを目的とした、応用心理学の一領域です。現在、英国圏およびヨーロッパの心理学会を中心に勃興し、隆盛しつつあります。近年注目されているポジティブ心理学の実践理論・技法の展開版と見なすこともできると思います。
  REBTは、コーチング心理学が依拠する代表的な心理学理論・技法です。私は、REBTのコーチング機能に関心を持っています。さらに、認知行動的コーチングにも関心があります。認知行動的コーチングとは、認知行動療法と問題解決技法を統合的に使って、コーチングを受ける人が自分の目標を達成することを可能にするコーチング技法です。私自身は、認知行動的コーチングの中でも、REBTと問題解決技法を統合したアプローチに関心があります。 
(3)キャリア形成論
 博士論文のテーマは、仕事役割と家族役割の葛藤(ワーク・ファミリー・コンフリクト)に関する研究です。したがって、産業・組織心理学領域の中でも、就業者のキャリア形成に関して、これまで調査研究し、授業を担当してきました。
学生諸君へのメッセージ
授業やキャンパスでお目にかかると思います。よろしくお願いします。
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