文教大学国際学部

国際ボランティア

国際ボランティア

【文教ボランティアズ】大震災被災者支援活動の半年/総括報告・意見交換会開催
9月28日(水)14時〜16時 1101教室

2011年9月26日掲載
 大震災から半年が過ぎました。文教ボランティアズは、震災発生直後はほぼ連日街頭募金活動や近隣自治体やNGOによる緊急支援物資発送協力を行いました。また4月以降は宮城県石巻市河北町のボランティアセンターを基地にした被災者支援活動を約110人の学生が交代で9月半ばまでのほぼ連日行ってきました。

その総括の報告会と共に、活動に関する意見交換(パネル討論)と今後の活動の検討を行います。ぜひご参加の上、ご感想、ご意見をお聞かせください。

学内外の皆様に公開です。

−大震災から2カ月−被災者支援ボランティア活動報告会 開催されました
5月13日(金)4限目 6101教室

2011年5月27日掲載
会場をうめた200名以上の学生・教職員が石巻での41人のボランティアの活動報告に耳を傾けスライドに見入りました。

1陣の活動は泥出し。石油・動物の臭いと闘いながらマスクを着用して作業を続けました。街中スマイルプロジェクトに参加。瓦礫の山が小さくなって行くのが嬉しかったといいます。1週間の経験でした。

2陣は大川中学校の泥出しです。北上川上流7キロの学校が致命的な被災を受けたのです。「よみがえれ!大川中学校」のスローガンを掲げて作業に取り組みました。3日間の経験でした。

3陣は周辺地域の泥出し。そして花壇づくりでした。さらに現地ではぜったいに欠かせない道路標識づくり。「この先段差あり」など元気が出る看板づくりを!を合い言葉として活動に取り組みました。

4陣は大川小学校です。生き残ったことでさまざまな後悔に苦しむ人たちがいます。長期的に人びとの心のケアが必要とされています。

現地の住民の人たちとの交流の一環として子どもたちと勉強をしました。ヒマワリの種をプレゼントしました。

南三陸町は「東北の湘南」とも言われる土地です。町長さんに直接義眼金を渡しました。茅ヶ崎商工会議所青年部との交流があります。

毎月11の日を「募金の日」と決めました。6月4日〜5日には茅ヶ崎中央公園で「復興支援チャリティーイベント」が茅ヶ崎中央公園で行われます。茅ヶ崎商工会議所青年部、文教ボランティアズが協力します。

渡辺孝理事長は御礼の言葉で「ボランティアのみなさんの活動は将来に対する希望の光である」と結びました。

中村恭一先生(国際学部国際ボランティア委員会委員長)から420万円の募金成果の報告があり、「思いだけではいけない、組織性・継続性が必要である。現地の人たちから勇気を頂いたことがとても大切。大変だが継続が大事。ボランティアは概して孤独なものであることを知ってほしい。文教ボランティアズは11年目。日本と世界で協力活動をしてきた。今年は震災支援に注力します。学生のみなさんは国際ボランティア論の単位も是非活用してください」と訴えました。
(文責:クミス記者)

大震災から2カ月写真報告展示会
6月4〜5日のチャリティーイベントで実施します。応援をどうぞよろしく。



文教ボランティアズ 大震災被災者支援募金を開始

2011年3月16日掲載
 世界の紛争や災害の被災者を支援する活動をしている国際学部学生らの文教ボランティアズ(代表 樋惇紀 国際学部3年)は15日、東日本大震災被災者を支援する街頭募金をJR茅ヶ崎駅、小田急湘南台駅で始めました。

 大災害を目の当たりにして、「私たちに出来る支援を」という樋代表たちの呼びかけに応じて、3年生、2年生を中心に50人以上の学生が立ち上がったもので、当分の間両駅での列車運転状況をみながら募金活動をすることにしています。またその後、被災地の情勢の推移を見守りながら、今後現地で展開されるボランティアセンターやNGOの活動に協力するために、春休みを利用した現地入りも検討しています。街頭募金に加えて、学内でも学生仲間や教職員にも協力をお願いすることにしており、近く募金方法などをまとめることにしています。

 文教ボランティアズは、2001年に国際学部の学生有志が国際学部国際ボランティア委員会の指導の下に結成された組織で、これまでコソボやボスニア、東チモールなどの国際紛争の復興地に出かけるのに加えて、2004年の新潟中越地震をはじめイラン、インドネシア・スマトラ沖、中国四川省、ハイチなどでの地震被災者のための支援募金活動も展開。特に新潟中越地震では国際学部教員の大きな支援を得て、24人の学生が高齢避難者や高齢者農家のための寝袋持参の現地支援活動(3泊4日)を行いました。またスマトラ島沖地震では2008年夏休みに孤児となった子供たちを中心とする支援活動をスマトラ島北部のロクスマウエやバンダアチェで行っています。 
(中村恭一 国際学部国際ボランティア委員会委員長)

東日本大震災救援募金振込先:
●三菱東京UFJ銀行 店番245 口座番号:1772231
●普通預金:「ブンキョウボランティアズ(ダイヒョウ)イクタユウコ」

振込みでご協力いただいた場合は、下記までメールで「名前、メールアドレス、振り込み日、振り込み金額」のご連絡をお願いいたします。
●学生代表 樋惇紀 A8w41094@shonan.bunkyo.ac.jp
●担当教員 中村恭一 knkyo@shonan.bunkyo.ac.jp


茅ヶ崎駅頭での募金活動(1)


茅ヶ崎駅頭での募金活動(2)

ハイチ大地震被災者支援の募金報告-文教ボランティアズ-

2010年3月11日掲載
ハイチ救援募金活動へのご協力ありがとうございました。大橋学長をはじめとする多くの文教大学教職員、茅ケ崎市、藤沢市の市民の皆様のご協力により総額70万円余が集まりました。詳細はこちらです

文教ボランティアズからハイチ大地震への緊急募金のよびかけです

2010年2月9日掲載
私たち文教ボランティアズ(文教大学国際学部学生組織)は新潟中越地震、スマトラ沖地震津波、中国四川大地震など世界各地の地震災害救援のための募金活動を行ってきました。今回もハイチ大地震の救援募金を行っています。寄せられたお金は、現地で活動している日本の国際緊急支援活動のNGOに託して、現地の人々の支援に役立てていただきます。ぜひご協力をよろしくお願い申し上げます。

● ハイチ大地震
1月12日に起こったハイチ大地震は、確認されている死者は12万人(1/24現在)に及び、被災者100万人を超える大きな被害をもたらしています。命は助かっても、被災者たちには様々な面で厳しい状況が続いていると伝えられています。

●募金箱の設置について ただ今、国際学部LL助手室(6号館2階)、国際学部事務室(6号館2階)、情報学部事務室(3号館2階)、総務課(事務棟3階)、ampm(厚生棟1階)、キャリア支援課に募金箱を2月18日まで設置しております。よろしくお願いいたします。また、下記学生代表までご連絡いただければ、取りにうかがいます。

●銀行振り込みの場合の文教ボランティアズ口座番号
三菱東京UFJ銀行 店番245 口座番号1772231
普通預金「ブンキョウボランティアズ(ダイヒョウ)イクタユウコ」
振り込みによる募金にご協力いただく場合、お手数ですが、振り込まれた後に 下記の連絡先までメールをお願いいたします。
連絡先: 文教大学湘南校舎 文教ボランティアズ
学生代表 樋惇紀  a8w41094@shonan.bunkyo.ac.jp
担当教員 生田祐子 ikuta@shonan.bunkyo.ac.jp

●収支報告は2月中に文教大学ホームページにて公開いたします。
URL:http://open.shonan.bunkyo.ac.jp/


学生たちは、31日、2日、3日(湘南台駅前)、6日、7日(茅ケ崎駅前)には、市民の方を対象に募金活動を展開しました。

募金現場の応援に駆けつけた中村恭一教授は次のように報告してくれました。

「31日から湘南台駅東口、西口の2カ所で募金活動が行われました。正午から午後6時まで。昼間は比較的暖くてよかったのですが、午後遅く日が陰ってくるとさすがに真冬、ぐっと冷え込みました。しかしこの2カ所での募金活動に参加した学生たちはほとんど休憩をとることなく声を出し続け、その努力もあって、1日だけでもかなりの協力を得られたようです。数時間の立ちっぱなしは大変なことです。
子供連れの親、お年寄り、それに中高校生が主な協力者です。クラブ活動帰りとみられる中高生が積極的なのには、感心しました。また未就学児と一緒の親が、子供にお金を持たせて募金箱に入れさせるケースも目立ちました。ハイチ大地震救援と言ってもほとんど意味の分かっていない小さい子供たちが、なんとなくいいことをしている時のちょっと恥ずかしそうで控えめな笑顔が印象的でした。近所の飲食店で働いていると思われる青年の協力は、ハイチへの協力だけでなく、年齢が近い文教の学生への応援とも見受けられ、嬉しくなりました。」


ハイチ大地震緊急募金活動=湘南台駅前(1)


ハイチ大地震緊急募金活動=湘南台駅前(2)

募金活動に引き続き、2月5日から7日まで、茅ヶ崎市市民会館にて、文教ボランティアズの写真展が、茅ケ崎市平和を考える会(茅ケ崎市の活動のNPO)が主催して行われました。学生が300枚あまりの写真を展示するとともに、「語り部」となって、自分たちが訪問した紛争地等について話をしました。
(写真撮影は中村恭一教授)


文教ボランティアズ「国際協力活動写真展」

2009年3月16日掲載
2008年12月24日(水)から28日(日)の10時から17時(取材は25日の午前中)に、文教ボランティアズ国際協力活動写真展が茅ヶ崎市民ギャラリー(ネスパ茅ヶ崎4F)にて開催されました。このイベントの主旨について、文教ボランティアズ代表の熊手知恵さんによれば「世界で起こっていることが外国だと思わずに、全てにつながっているので、興味や関心を持ってほしい。」といいます。

今回、このイベントを開催するに当たって、多くの学生や有志の先生方が参加されました。学生は、熊手知恵さんをはじめとする、中村恭一ゼミの2年生が5名、後方支援のボランティアの1年生が10名。ほかに一般のボランティアとしてインドネシア人が7名、中国人が2名、ボリビア人が6名、が参加しました。

展示内容としては、海外活動地のボスニア・ヘルツェゴビナ、フィリピン、ウガンダ、ボリビア、インドネシア、中国、ニューヨークの計7カ国における活動の模様が300枚展示されており、来場した市民のみなさんは熱心に質問していました。

【写真は展示に見入る市民の方々】

2007年度版文教ボランティアズの冊子が、完成しました

2008年6月13日
国際学部では、国際ボランティアを活発に行っています。今年度も、東チモール、コソボ・ボスニア&ヘルツェゴビナ、ルワンダなどへ行きました。今年度も、10月7日に報告会を行いました。そして、毎年、報告集も作成しています。2年前と、昨年の報告集の全部をここに掲載することはできませんが、この国際ボタンティアを牽引している国際学部教授中村恭一先生による文章があるので掲載します。この文章は、毎年出版している報告集の「まえがき」にあたるものです。国際学部国際ボランティアが、どのようなものかを知ることができると思います。一読ください。
 
2007年度版文教ボランティアズの冊子