2019年6月24日
  先週に引き続き、心理学科の3年生6名が、6月20日(木)東京大学医科学研究所附属病院(港区白金台)において「健康心理カウンセリング実習(学外)」の第2回目の事前講義を受講しました。

この日の講義は、1限が「内科学について」(感染免疫内科教授・四柳宏先生)、2限が「看護について」(看護部部長:吉井栄子先生)、3限が「外科学について」(外科准教授:篠崎大先生)でした。

1限では、内科の症状や徴候について、内科医がどのような点に注目しながら診断を進めていくのかということについて、非常にわかりやすく解説して下さいました。また正常な呼吸音や心音を実際に聴診器で聞かせていただいた上で、疾患時の呼吸音や心音と比較して聞くという体験もできました。

2限では、まず看護の歴史や看護の定義についてお話しいただきました。次に、より具体的な看護の役割について、日常生活の支援・診療のアシスト・心を支える・エンパワーする・コーディネートし家族ごと支える、という各観点から、事例も交えてご講義下さいました。最後に、東大医科研病院の看護部や看護業務についてご説明いただきました。

3限では、初めにヒポクラテスの時代から現在の最先端の時代までの外科の歴史についてご講義いただきました。さらに手術の切除部位、様々な疾患の現状などについても解説して下さいました。最後に、日頃なかなか見ることのできない手術の動画や実際の疾患の画像も拝見できました。まさに外科の真骨頂を感じることのできるご講義でした。

いずれも医療現場の専門性を実感することのできる貴重なご講義を拝聴し、学生たちは9月の病院実習に向けて、さらに意欲を高めていました。



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