文教大学父母と教職員の会 50周年記念ロゴ
50周年記念事業

ー 50周年記念特別対談 ー10年前の父母教

迫りくる危機からの挑戦と拡大と

ちょうど10年前の父母教は、活動が非常に盛んで行事を次々と拡大していた時期でした。例えば、埼玉支部と神奈川支部で行っていた『親と子のための進路問題研修会』を本部事業に移管して参加対象者の拡大を図ったこと、40周年の事業として『地方の一日大学』を行ったこと、ロゴマークの公募などの取組を行ったことを思い出します。

惠羅

ロゴマークの公募では、大々的に募集をかけたわけではなかったのに、よく集まりましたね。

通常の会報に募集記事を載せただけでしたが、20件くらい作品の応募があり、運営委員会で投票して決めたんです。今でも「金魚ちゃん」と呼ばれて親しまれているのを見ると、当時の活気を思い出して本当に嬉しいですね。

惠羅

あのマークは「父母」「教職員」「学生」の三者を表しているらしいですね。確かに当時の父母教には勢いがありました。

惠羅

私は、事務局長を7年間勤め、2016年度がその最後の年でした。2016年よりさらに遡って7年間を振り返るとつらい時期がありました。個人情報保護法が成立して数年後だったと思いますが、新入生の名簿を入手できなくなってしまった。それ以前は、大学が作成する名簿により、父母教から保護者に一斉に加入案内を届けることができたのですが、それができなくなってしまった。加入率は当然下がり、このときは苦しかった。「支部長研修会などの全国規模の行事はやめよう」などと議論しましたが、その提案は代議員会で見事に否決されてしまいました。それでも何とか回復できたのは、大学からの発送物に父母教の案内と振込用紙を一緒に同封させてもらうことができたからです。大学は、このとき、よく受け入れてくれたと思います。

私が拡大路線を敷くことができたのも、歴々の会長さん方の頑張りのおかげだと今更ながらですが思います。

50周年記念特別対談 10年前の父母教

ミニ一日大学という挑戦

惠羅

とにかく活性化したい気持ち一点でした。振り返ると、1990年代後半くらいまで大規模な『一日大学』が地方で行われていましたが、当時の規模で行うのは無理としても『ミニ一日大学』として簡素な形で復活できないかと考えました。皆さんは、「そんなことできるの?」と半信半疑でしたが、2015年の頃に一か所で計画したところ、それができたんです。

その後、他の支部長さんからも「うちの支部でやってほしい」と手が上がり始めました。

惠羅

目的は二つありました。一つは、大学の宣伝です。地方で「文教大学の父母会です」と言って看板を掲げても大きなうねりは期待できないが、『一日大学』という看板にすれば、通行人の目にも飛び込んでいくし、公開開催としてもいい。つまり、一日大学を『大学のイメージ』として公に出せるわけですから、多少は大学の宣伝になり得るのではないかという思いがありました。目的のもう一つは、やはり一度やってみたら確認されたことですが、その支部が非常に活性化していきます。使命感も後押しして、支部の役員さんの交流や声掛け、大学との打ち合わせなど、後に財産と認められるほどの支部の活性化が図られました。

実施できた地方はすごく喜びますし、達成感も十分にあったと思います。しかし、事務局本部と該当する複数支部との打ち合わせは大変ですし、場所の設定も難しい。その分費用も掛かかったのは事実です。

惠羅

開催費用を考えると毎年度となると難しさはありますが、メリットは確実にあったと思いますね。『ミニ』という冠の下でしたが、学長はじめ各学部から1人の教員、進路担当課の職員の方に出向いていただきました。

支部の活性化という点では、九州地区に、父母教が母体となって組織された会があり、独自の活動が行われていました。

惠羅

全く本部は運営に携わっていませんが、九州の支部長さんらが横のつながりをつくり、九州で何かやろうということを自ら発信されていました。まさに、支部の独自性を発揮し、支部間交流を実践してくださった会ですね。

50周年記念特別対談 10年前の父母教

100円朝食の拡大がもたらした父母教への認知の高まり

40周年時にはすでに始まっていたものに100円朝食がありました。大学からの協力依頼で試行的に始まったものでしたが、好評だったので拡大しました。それが、今も続いているばかりでなく、今や父母教の学生支援としての大きな“売り”となっているとの声もありますから嬉しいですね。

惠羅

健康栄養学部の学生さんらにメニュー作りの協力を貰ったりしましたね。父母教という組織目的に適った支援の仕方だと思います。父母教の認知度も上がりましたかね。

父母教の認知度という点においては、宣伝活動と学生の懐に飛び込む活動があると思います。宣伝活動としては、入学式や卒業式に出席してあいさつする中で、父母教の活動や組織について正しく理解していただくよう努めてきました。また、学生の活動の中に飛び込んでいくこととしては、例えば、毎年行われているスポーツ大会では、父母教の横断幕を張り、事務局長と一緒に学生に一言添えながらスポーツドリンクを配りました。また、学園祭にも参加しました。神奈川県支部が湘南の「聳塔祭」で文教マークの焼き印を入れた「どら焼き」を販売したところ大ヒットし、それが越谷の「藍蓼祭」への参加にも繋がりました。1都6県の支部役員が協力し合うことで、落花生のつかみ取りなどのアイデアへと発展し、大満足・大成功でした。このことは、父母教の認知度アップや組織の活性化に大きく貢献できたと思っています。

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