- マネジメントを理解できる企業人
- ビジネスリーダー
- 起業家
- 経営コンサルタント
- 財務(経理)のスペシャリスト
- 税理士・公認会計士
- 国家公務員・地方公務員
- NGOやNPOの発起人、主宰者
- 中、高等学校教員
卒業生に教員の多い文教大学ですが、ビジネスの世界で活躍している卒業生も大勢います。
人間愛の教育で学んだ卒業生たちは、経営目標の達成において他者との協力を惜しみません。現在の競争社会では個人の努力や成果ばかりが強調されますが、互いに協力することの価値を知る本学卒業生は、今のビジネス社会で特に求められています。
文教大学は人間愛の教育の理念が、ビジネスの世界でも重要であると改めて実感しています。そのことが人間尊重の経営の実現に向け、新たに経営学部を開設した理由です。
ビジネスでの活躍をめざす企業経営領域、会計領域とともに、公務員、教師、あるいはNPO人材の養成に力を注ぐ公共経営領域を設置しました。
経営学部の授業カリキュラムには、就職やキャリアに関する授業が置かれています。
具体的にはキャリアコンサルティング、海外研修、インターンシップ、キャリア開発研究などになります。こうした自分自身の現在や未来と向かい合える授業は、他の授業への取り組む姿勢に好影響を与えると考えています。
自らの適性や職業経験等に応じて職業生活設計を行い、職業選択や職業能力開発を効果的に行うことができるよう、実施される相談に応じられるようなスキルを学び修得します。
また、自己にあった仕事に就くことや仕事への意欲の向上をサポートするための理論及び手法を学び理解します。
先進国や新興国を実際に訪れ、その国の経済活動や企業について学習します。各国におけるグローバル化経済の影響をつぶさにみることで、国際社会の一員としてどのように考え行動するべきかを実感できます。自分の将来を描くうえで避けて通れないグローバル化に、積極的に向き合う姿勢が身につきます。
民間企業や市役所などの行政機関において、職場体験をすることで、より高い勤労観・職業観を育成し、自己の社会的自立・職業的自立を目指します。
実務経験を通して、人生設計の手がかりを探り、働くことの意味や実態を把握するとともに、業界の概要や職種・業種について理解を深めます。
自己のキャリアデベロッメントを図るため、キャリアイングリッシュを中心に、プレゼンテーション能力を含み、英語によって発言、発信する力を飛躍的に高めることによって、国際社会で積極的に活躍するという意味でのキャリア開発に必要な「行動的な英語力」を育成します。
企業との接触は3年生の3月から開始されます。大学生の採用においては、専門性の高い学びと、企業選びの視点が問われます。大学入学直後から、日本社会だけでなく、世界情勢までを視野に入れたビジネスの視点を持つことが重要になってきました。
また、企業は、大卒者に、組織の中でリーダーシップを発揮することができる〝人財"を求めています。学生は、「チャレンジ精神」や「コミュニケーション能力」「主体性」「創造性」「責任感」「問題発見能力」「協調性」といった社会で活躍できる力を立証しなければなりません。
それには、基本的な生活習慣や、ビジネスマナーの習得は勿論のこと、課外活動による自主的な学びから対人関係力を鍛え、充実した学生生活を過ごすことが鍵となります。
キャリア支援課では、各学年の成長目標を定め、各ステージごとに進路目標の具体化と実現に向けての支援を行っています。
特に3年次からは毎週、就職支援行事や各種対策講座を実施するとともに、個人面談を行い、個々人の就職活動をサポートしています。さらに、様々な業界で活躍する本学卒業生で組織する「キャリアサポーター」が、就職活動支援のために、業界研究や面接対策のゼミナール講師として、後輩を後押ししています。こうしたボランティアが根付いているのも文教大学ならではの光景です。