2019年7月3日
人間科学科1年生を対象とした「人間科学の基礎」Aクラスの授業の一環として、ライフ・リテラシーゲームの開発者である加藤千晃さんをお招きし、社会保障の仕組みについて楽しみながら学びました。

ライフ・リテラシーとは、「社会生活を送る上で、必要な知識や情報を持ち、活用する能力」を示す加藤さんによる造語です。
具体的には、社会保障制度や税の仕組み、労働など幅広い知識や情報について、人生ゲームのようなボードゲーム形式で楽しみつつ学べるような内容になっていて、加藤さんはこの社会保障教育教材を活用して、全国各地の大学の授業や企業の新人研修などで精力的に出前講座を行ってます。
詳細はライフ・リテラシーHPにて life-literacy.com/

学生たちは、最初こそ「難しいことが始まるのでは」と少し緊張していましたが、ゲームを終えると「学校の授業ではあまり習わないような仕組みや制度がゲームで楽しく学ぶことができて良かった」「今までは税金や年金、保険についてはすべて親任せにしていたが、社会人になってすぐに対応できるように、大学生の間に少しでも今日学んだような知識を頭に入れていきたい」「自分の人生のためになることがゲームを通して学ぶことができて面白かった」「自分のバイト先はブラックではないと分かった」「社会保障制度は難しいと思っていたのであまり関心がなかったが、興味を持つことができた」などの声が聞かれ、ゲーム時間はわずかでしたが、とても有意義な時間となったようです。

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