2022年1月8日
人間科学部では、「人間科学の日常での学び:ビジュアル学習」を目指して、12号館2階ショーウインドー展示を行っています。

2022年1月8日から2022年5月7日まで人間科学部人間科学科の二宮雅也先生、文教大学大学院⼈間科学研究科修士2年の渡部啓亮さんにご担当いただき、「東京2020大会を支えたボランティアの様相」を展示しています。

二宮先生のご専門は、スポーツ社会学ですが、中でも特にスポーツボランティアに関する研究に力を入れていらっしゃいます。二宮先生は、コロナ以前から東京オリンピック・パラリンピックを支えるボランティアサポートに従事し、日本財団ボランティアサポートセンター参与として、ボランティアテキスト、e-learning、研修プログラムの作成にご尽力なさいました。大学院生の渡部さんも二宮先生の指導の下で学びながら、日本財団のボランティアスタッフとしてスポーツボランティアの研究を続けてきたそうです。

2021年の夏に行われた東京2020大会には、計7万970人(オリ5万1672人、パラ2万4514人でうち両方で活動するのは5216人)の大会ボランティアの方々が参加なさったとのことです。ショーウインドーには、ボランティアとして活躍なさっている多くの方の写真だけでなく、多様なデザインのボランティアユニフォーム、活動に使用した各グッズやテキスト、また聖火リレーに使用したトーチなどの展示品や、ボランティアで活躍なさった方々の動画を見ることができます。本当に多くのボランティアの方々に支えられた大会だったのですね。新たな視点から東京オリンピックを振り返る機会になれば幸いです。


Copyrightc Bunkyo University Faculty of Human Sciences. Allrights Reserved.