BUNKYO NEWS

【中2】鎌倉校外学習が実施されました。

教育活動

2018/10/31

 10月31日(水)、中学2年生が鎌倉へ校外学習に行きました。中学2年生の総合学習のテーマは「既知の未知化」です。これは、身の回りの物事について、知っているつもりでも実は知らないことがたくさんあることに気付こう。そして、「知らない」と気付いたことに対して、放置せずに掘り下げて考えていこうということです。校外学習においても、このテーマに沿って、個人として、行動班として、鎌倉について何を知っていて何を知らないのか、そして、知らないことについてどのような視点でどの見学地を訪れ、そこから何を導き出すのかを考えました。そして、各班で研究テーマや行程をまとめたオリジナルマップを作成し、マップを使用した発表会も行いました。こうして10時間以上の事前学習を行った上で、校外学習を行いました。当日は天気にも気温にも恵まれ、絶好の校外学習日和でした。円覚寺で朝礼を行ったあと、すぐに班別研修になりました。次年度の修学旅行での京都自主研修に備え、日本庭園の特徴を探求するために明月院や浄妙寺、報国寺などを見学した班、七福神の由来や特徴を調べるために、鎌倉七福神をすべて訪れた班、鎌倉幕府について独自の視点から追求し、独自の鎌倉史年表を作成するために、鶴岡八幡宮や源氏山、腹切りやぐらを回った班、外国人観光客が多く来訪する場所を事前に調べ、彼らが何を求めてその地を訪れるのかをインタビューしながら確認した班、どの班もそれぞれの研究テーマに沿って、主体的に行動していました。さすがに2年生ともなると、周囲から指摘されなくても、自分たちで状況を判断し、ルールやマナーを守りながら行動を出来ている人たちが多かったと思います。今までの学校生活で身に着けてきたことの成果が感じられ、うれしく思いました。2月の総合学習発表会に向けて、今後も研究を続けていきます。 20181031_event01_04.jpg 20181031_event01_03.jpg 20181031_event01_02.jpg