2019/07/10
7月10日(水)に中学1年生対象に租税教室が行われました。税の歴史や、税の種類について、東京税理士会荏原支部の税理士の先生から講演をしていただきました。
税金を切り口に、民主主義や社会のしくみまで、広い視点で「税」を把握することができました。普段の生活にも密着した税のあり方について、あらためて各々が考える貴重な機会となりました。
難しい内容の中で、意欲的な取り組みが見られました。「税金の集め方」では、どのような集め方がふさわしいか周りと話し合って自分の意見を発表しました。所得差がある3人からどのように税金を取るのか。特定の人が支払う、同額、同率、累進課税とあるなかで、さまざまな意見が飛び交いました。質疑応答の時間でも、今秋から予定されている軽減税率について生徒から質問が飛ぶなど、税への関心の高さが見られました。
今回の機会を入口にして、税制や社会制度にさらなる興味・関心が生まれてくれれば幸いです。