<高校生>
本日は通常の授業ではなく、丸1日使ってQUT(Queensland University of Technology・クイーンズランド工科大学)を訪問しました。
この大学は生徒たちが滞在しているNORTH LAKESからバスで1時間、ブリスベンの中心地にあるオーストラリア国内第5位の規模を誇る、約5万人が学ぶ総合大学です(名前は工科大学ですが、教育学部や法学部もあります)。生徒たちは大学の先生や博士課程の学生さんの指導のもと、デザイン・建築系の授業とロボット系の授業を合計1時間ほど受けました。先生の話を聞く授業ではなく自分たちで考え、結果を出さなければならない授業だったので、とても活発に楽しく授業に参加することができました。
授業の後はキャンパス内を散策し、その後大学近くにある公園で美しい風景を見ながら昼食をとり、またバスに乗ってNORTH LAKESに戻りました。日本の大学とはまた違った雰囲気の大学を訪問できたのは、生徒たちにとって貴重な1日となったことでしょう。
いよいよ明日はNORTH LAKESでの授業最終日。最後まで適度な緊張感を持って、充実した1日を過ごしてくれることに期待しています。
<中学生>
今日は現地校の授業に参加しつつ、アボリジニーの人々とトレス海峡諸島に伝わる伝統舞踊の授業がありました。
現地校の生徒にも何人かお手伝いで入ってもらい、文教生たちはエミューや蛇などの踊りを体験しました。最初は少し恥ずかしがっていた生徒も、最後にはみんなで音楽に合わせて楽しく踊りました。
この学校は留学生を多く受け入れているだけでなく、先住民族の子孫の生徒の比率もとても高く、多様性を大切にしているとのことです。外国の人と話をする時には、言語だけでなく、こういった文化についての知識もとても大切です。少しの時間でしたが、貴重な体験となりました。