文教大学大学院 人間科学研究科

 本学の特徴の一つにM2からスタートする実習およびスーパービジョン体制が充実していることがあげられます。
 臨床心理学専攻では、M2になると内部と外部実習に行くことになります。
 また、M1/M2合同のインテークカンファや事例検討会を毎週行ない、実践的に学ぶ機会が与えられています。

内部実習(学内臨床相談研究所での実習)

 大学付属の臨床相談研究所(以下、臨床研)では地域の人に向けて有料で、個人療法、家族療法、遊戯療法などカウンセリングを提供しています。毎週1回、大カンファで事例検討会を開催し、また、担当ケースに対して週1回のグループスーパーヴィジョンや、個別のスーパービジョン(必要に応じて)を受けてもらいます。実践的に学んでもらうことで、短期間で専門性を高めていくプログラムが充実しています。 

<インテークカンファ風景>

外部実習

 90時間以上の外部実習は、臨床心理士試験を受験するために必要な要件です。本大学院では、病院やクリニック、司法相談施設などを中心に多様な臨床施設と協力関係を結んでいます。各実習施設が対象にしている患者/クライアント層も、子ども中心のところから、成人中心、さらにはある特定の疾患を集中的に引き受けている機関まで、多岐にわたっており、選択肢は極めて充実しています。院生は、実習先で予診や心理検査を取ったり、集団療法に参加したり、診察や面接に陪席したりすることで生きた臨床を学びます。その体験は、週1回のグループスーパービジョンを通して、より深められたものへと発展していきます。

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