付属高等学校 校長

MESSAGEメッセージ

「世界の潮」に耳を澄ませて社会とつながり、仲間と共に貢献するかたちをデザインできる人材を育てています。
付属高等学校 校長能村 英達Eitatsu Nomura

文教大学学園は2027年10月に創立100周年を迎えます。品川区旗の台キャンパス、中学校・高等学校では毎年約1,200名の生徒が学び、構内サクラガーデンに建つ学園創立者の馬田行啓と小野光洋の胸像が生徒を見守っています。本校の校長室には、創立者の馬田行啓と小野光洋をはじめとして前身校も含めた歴代校長の写真が掲額され、創立時の校訓額・校歌とともに掲げてあります。
 
<校訓(創立時)>
朝露にかゞよひ立てる白蓉の
浄きすがたを心とはして
 
<校歌より(創立時)>
正しき道を 一すじに 進まん潔き 心より
めぐみの花も 開くべき 姉妹こそは 楽しけれ
 
本校は、正しい道を追求し、白蓉のように常に清純で高雅でありたいという女子校時の理念を受け継ぎつつ、共学化し歩み続けてきた今、新しい時代に求められる教育を充実させ、スクール・ミッションに基づき進化を続けています。
 
<スクール・ミッション>
建学の精神「人間愛」を基盤として「世界標準の社会貢献ができる人物」を育成します。
 
<文教大学付属中学校・高等学校 校歌より>
世界の潮が聞こえるだろう
海の向こうを行き交う人びと
空の向こうにさざめく町まち
きみも わたしも歩いていこう
世界の友へ
人間の愛のうたを
きみも わたしも歌おう
 
現在の混沌とした世界秩序の中、人間愛の精神は人類にとって必要不可欠なマインドになるはずです。本校の卒業生が、地域社会から海外まで幅広くグローバルに活躍・貢献されていることや、充実した人生を歩まれていることを見聞きするたびに、現在の校歌にも謳われているように、BUNKYO人の活躍の場は世界中に広がっていることを深く感じ、喜ばしく誇らしく思っています。そして、このように本校が今日まで充実した教育活動を行えているのは、すべての卒業生と学校関係者の努力やご支援、熱意、献身的な取り組みの成果であることに心より敬意を表し、厚く御礼申し上げます。
本校は、地域社会及び世界に貢献できる力の育成、新たな教育課題への取り組みに、学校関係者や卒業生の皆様とともに邁進していきたいと考えておりますので、今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。