付属小学校 校長

MESSAGEメッセージ

建学の精神「人間愛」を礎に
「ふるさと 文教大学付属小学校」から
世界に羽ばたく国際人を育成すべく
「時代を拓く力」を育ててまいります。
付属小学校 校長島野 歩Ayumi Shimano

教育をめぐる環境は時代と共に変化し、価値観の多様化、AIの発達など、その在り方も根本が問われています。しかしながら、このような時代だからこそ、私たちはぶれることなく、本学園の精神「人間愛」を礎に歩み続けていきたいと願っています。
先人が創り上げてくださった伝統、それは「ほがらかに ただしく きよく あたたかい」校風。まさに本校の校訓そのものです。先日、初めて本校を訪れたお客様が「子どもたち、先生たちが、とても伸びやかで温かい。まるで、ずっと昔からお付き合いしてきたような、そんな気持ちになります。」とおっしゃってくださいました。それは、創立当時から、人から人へ、先輩から後輩へ受け継がれてきた「慈愛の精神:人間愛の温かさ」が生み出したものです。ですから、私は本校をこう呼んでいます。「ふるさと 文教大学付属小学校」。ここは、みなさんが創り上げてくださった、みなさんの「ふるさと」です。帰ってくる場所がある。待ち受けてくれている人がいる。そのようなふるさとがあるからこそ、人は冒険に出ることができる。そんな「ふるさと」から「世界」に羽ばたくべく「時代を拓く力」を子どもたちに育んでまいります。
現在、子どもたちはさまざまな「伝統の温かさ」に支えられながら、人生の冒険に、そして世界に飛び立つ礎を創っています。そのひとつが本校の「校歌」です。2024年度から本校のチャイムが校歌のメロディーに生まれ変わりました。毎回フルコーラスで流れます。そのメロディーが流れると、つい口ずさんでしまいます。「学びの園のあたたかき 光のうちにまどゐして 望みの実をも 結ぶべき 姉妹(はらから)こそは うれしけれ」・・・・この温かさと優しさは、本校の誇りです。そして、人と人、国と国を結ぶ懸け橋となるものです。
「人間愛」が新たなる時代を拓く最大の力になることを信じて、これからも、チーム文教大学付属小学校として進んでまいります。100周年を迎える今、先人の皆様が育んでくださった「人間愛」を引き継ぎ、「学びを創る ふるさと文教大学付属小学校」を希求し続けて・・・・。