進学

2017年に文学部英米語英米文学科を卒業しました小河原菜美です。学部在籍中は英語教育を専攻し英語教員を志しながら語学力と教員としての専門性の習得を目指し過ごしました。

卒業後は、埼玉県内の公立中学校に５年間勤務しておりました。幼いころからの夢であった教員という憧れの職業として勤める中、英語の教科指導において専門性を高めたいと思い、退職し、2022年にイギリスのヨーク大学応用言語学の修士課程に進学いたしました。修士課程では、これまでの指導経験を振り返りながらグローバル社会が進む昨今の日本に必要な英語力、そして英語教育における指導はどのようなものなのか研究する貴重な時間を過ごすことができました。また、教員という職を離れ、改めて自分が何をしたいのか見つめ直し、海外経験や教員経験を今後の人生の中のキャリア形成に生かしていくのか模索する時間にもなっています。

自分が本当にしたいことはなにかを見つけるのは思いのほか難しいと感じる日々を過ごしています。その日々の中でも、出会う人や出来事ひとつひとつが自分の人生に価値を与え意味を見出すと思いながら歩んでいけばそのうち自分の信念が見つかると信じています。悩み迷うことの多い人生ですが、自分に正直に納得のいく道を見つけられるよう共に歩み進んでいきましょう。