進学

2018年に文教大学文学部英米語英米文学科を卒業しました、小島クリッシイりかと申します。現在、東京外国語大学大学院博士後期課程の総合国際学研究科に所属しており、ブラジル日本移民の歴史と日系人のアイデンティティについて研究をしております。名前からも分かるように、私にはミドルネームがあり、いわゆる「一般的な日本人」とは少し違った経験をしてきました。その経験への理解を深めるために現在は研究をしています。文教大学を卒業してからは、大学院に進学したいという気持ちがありながらも経済的な理由から一度就職をしましたが、やはり進学したいという思いが強まっていき、今に至ります。

当時はせっかく手に入れた仕事を辞める不安がありましたが、後悔は全くしていません。むしろ、自分の可能性を信じたことで将来の選択肢が増え、好きなことをとことん突き詰める楽しさを感じることができています。もちろん、簡単な道ではありませんし、思い通りに行かず、苦しいことのほうが多いです。しかし、自分の人生における大きな問いへの答えを探している瞬間が何よりも幸せなのです。私の場合は「自分は何者なのか？」という問いです。これからも困難はたくさんあると思いますが、焦らず自分の幸せを追求していきたいです。もし、皆さまに１つだけアドバイスするのであれば、「自分の幸せを見失わないで」という言葉を送りたいです。一緒に頑張りましょう。