卒業生紹介

日本語教員

株式会社ISIグローバル 勤務

田中 航矢さん

文学部外国語学科卒業

大学進学時には、「高校の英語の先生になりたい!」と思っていたのですが、マレーシアへの留学で現地の先生と触れ合い、私も日本に留学に来る留学生に日本語や日本文化を教える『日本語教師』になりたいと思うようになりました。

大学の授業では、教授法から心理、文化、類似文型についてなど、多岐にわたるものを学びました。しかし、在学中は、「本当に使えるのかな?」「役に立つの?」と思っていたのですが、現在、色々な学生からの質問や、悩みに向き合っていく中で、知識はもちろん、授業内で養った思考力が問題解決にとても役立ちました。単に問題解決といっても、留学生の悩みは彼らの人生を左右する大きなものです。そうしたものに向き合う時に役立つスキルを身に付けることが出来て、本当によかったと思っています。

日本語教師は大きな責任が伴う仕事です。多くのお金と時間、人生をかけて、また大きな不安を抱えて、日本へやってくる学生が沢山います。しかし、彼らの不安を取り除いてあげることが出来るのが、日本語教師です。

だからこそ、大学時代に学べることは学び、自分の糧にしていくことが大切だと思います。 私自身も日々勉強を続け、少しでも留学生が安心して、日本語を勉強できるように努めています。留学生が「日本に来てよかった!」「先生と出会えてよかった!」と言ってくれた時に、この仕事を選んでよかったと実感しています。


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