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研究科長からのご挨拶

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国際学研究科 研究科長

海津ゆりえ

21世紀は、地球レベルの環境問題を解決し持続可能な発展を実現する世紀にしようと多くの人が希望を抱きました。しかし現実の世界はナショナリズムや差別、地球温暖化、日発する自然災害など、人間社会の「発展」がもたらした弊害に襲われています。とどめを刺すかのように発生したのが2020年初からのパンデミックでした。人々のマスク姿は世界共通となり、一方で武力を持って市民に迫る姿も先進国・途上国問わず突然現れる悲しい風景となりました。
人と人がつながり、交わり、関わり合う世界を実現しようと志す国際学は、果たして現実の世界に対してどんな貢献ができるでしょうか。

文教大学国際学研究科は、このように世界を覆う根源的な問いや、その根本にある市民社会のあり方、グローバルに世界をつなぐツーリズムに目を向けて研究する者が集う場です。
文教大学が誇る多様でユニークな研究分野の教授陣のもとで、修士学生は2年間学び、研究し、修士論文を執筆します。30単位の取得と修士論文の口述試験にパスすることで国際学修士号を取得します。

学生の皆さんへのメッセージ

研究指導は主指導と副指導の2名体制で行いますが、年2回の中間発表会では全教員の前での研究経過報告が義務付けられています。定員5名と小規模であるため、一人の学生に対する研究サポートは手厚く、研究施設や充実した設備、研究費によるフィールドワークなどが保証されています。
カリキュラムは、国際協力、市民社会、多文化教育、ツーリズムなど多岐にわたり、学生は自分の関心領域以外の視点からも多くの刺激を受けて研究を行います。学外の方と共に学ぶ機会も多く、実社会に触れながら研究人財としての哲学と実力を磨いていきます。
修了後の進路は自治体、外務省、シンクタンク、一般企業、教員などさまざまですが、修了者たちは専門知識や経験を生かした将来を切り拓いています。
さぁ、東京あだちの新キャンパスで、研究を大いに楽しむ2年間を一緒に過ごしましょう!