学びたいことをとことん研究できる、学外の専門家と多数知り合える
世の中の動きについて自分の知識や視点で語れるようになる
大学+２年間の学生時間が獲得できる。チャレンジ、学び、旅する時間...
Introduction
大学院とは何か
大学院とは、大学卒業者や大学院が認めた者が入学できる教育機関です。修士課程は２年制で、修了すると学位「修士」を取得することができます。修士を取得した者が３年制の博士課程に進学し、修了すると学位「博士」を取得することができます。修士課程を博士課程前期と呼ぶことがあります。文教大学国際学研究科には、現在、修士課程のみ設置されています。大学院は研究者が生まれるところ、院生は研究者の卵なのです。
国際学研究科の特徴
21 世紀の世界では、人・モノ・カネ・情報などの国境を越えた移動が加速度的に増加し、地球上に生きる人々の相互依存性が強まっています。このことは、同時に、経済のみならず国や地域の慣習や文化、ひとびとの関係にいたるあらゆる場面で世界の流れに影響を受けはじめていることをも意味します。紛争やテロ、気候変動、感染症、さらには世界のどこかで起こる社会事象までがわれわれの身近な影響になって現れる社会になっています。これら影響に対処するためには、国家はもちろん、世界の人々が自らの問題と捉え、対等な立場で協力しあうことが必要になっています。これに対応する人材を育成するのが大学院国際学研究科です。
修士生の2年間
| 学年 | 進め方 | タスク |
|---|---|---|
| 1年次 | 授業履修が中心（30単位） 研究指導教員＋副指導教員 |
中間発表2回 |
| 2年次 | 研究と論文執筆に集中 研究指導員＋副指導教員2名 （主査・副査2名） |
中間発表2回 修士論文提出 口頭試問 |
少人数教育
募集定員は５名と少人数制なので、一人一人丁寧な指導が可能です。
入学者は内部進学、他大学卒業（予定）、留学生、社会人等多彩、多様な学生から構成されています。
学際的な研究科
多分野の教員が担当しており、さまざまな学びが可能です。
教員はさまざまなネットワークを持っており、大学院生の学びに役立てることができます。
海外での調査を支援
海外調査のための研究費を支給しています。
設備・施設・備品が充実
大学院生には共用の研究室が用意され、専用机、パソコンが貸与されます。
卒業後の進路
-
国際協力の分野に進むケースで、外務省の専門調査員として途上国の支援に従事しているケースがあります。
-
修士論文のテーマを活かして、国内の専門職に就くケースで、福祉、行政、教育などの公務員や国際展開する企業における環境、観光開発、医薬などの分野に進んだ例があります。いずれも修得した専門知識が活かされています。
-
外国人留学生が修士論文テーマを活かして自国または日本国内で就業するケースです。
主な卒業実績
- 外務省の専門調査員（アフリカ）後、博士課程へ
- 公務員（市役所、福祉事務所、専門職、教員）
- 日本人学校（東南アジア）
- NGO、NPO
- 企業（リゾート大手、大手旅行会社、大手電気製造業、大手運輸サービス、廃棄物リサイクル、福祉サービス、製薬会社、等）
- 留学生の日本企業就職（リサイクル企業の中国工場立ち上げ、医薬品会社勤務、帰国後に公務員、等）