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第15回シドニー大学日本語教育研修が行われました。

2019-02-20 (水) | 日本語教員養成コース

 シドニー大学日本語教育研修は、今年度15回目を迎えました。
 今年度は、2018年8月24日に出発、9月6日に帰国の2週間でした。
 シドニー大学日本語教育研修は、ホームステイをしながら、シドニー大学に通学し、シドニー大学の日本語授業に参加し、教育実習を行うものです。
 春学期に「日本語教育実習Ⅰ」という授業で、教材研究やオーストラリア事情などを学習し、教育実習の教案を作成してからオーストラリアに向けて出発します。
 8月のシドニーは冬の終わりで、曇りがちな日が多かったです。そのため、記録的猛暑といわれ40度越えを記録した埼玉県から、気温10度前後のシドニーへの移動は、なかなか体力的にもきつく、体調を崩した実習生もいましたが、授業見学、教案指導などの1週目、教壇実習の2週目をみごと乗り切りました。その背景には、シドニー大学のシャオ先生はじめ先生方のあたたかな配慮、日常生活をバックアップしてくれるヘルパーさんの活躍がありました。また、シドニーの国際交流基金日本文化センターも訪問し、広くオーストラリアの日本語教育に関して見聞を広めることができました。毎年のことですが、支援してくださる皆様に感謝しております。
 そして、これも毎年のことですが、シドニーに行ってからの実習生の成長は素晴らしいものがあります。日本にいた時以上に団結し、思いやりのある行動をとることができました。シドニー大学生との異文化交流を楽しみながら、その経験を生かそうと最後の最後まで教案修正に取り組みました。帰国してからも学園祭での成果発表としてポスターを作成したり、報告書を作成したりと忙しい研修ですが、実習生には忘れられない2週間になったことと思います。
 日本語教育準備室には、今までの研修の報告書がありますので、興味のある方は、ぜひご覧ください。

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