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海外日本語教育実習(北京研修)

2012-02-23 (木) | 日本語教員養成コース

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日本語教員養成コースでは、毎年2月下旬から3月上旬にかけて、北京大学で約3週間の日本語研修を行っています。中国の北京大学において、日本語学科に在籍する1年生を対象にして、実際に日本語を教える研修です。

これまでに20回の実績を積み上げてきた歴史と伝統のある海外実習ですが、昨年の3月と11月に、北京実習20周年を記念して、文教大学と北京大学の共同シンポジウムが開かれました。今回はそれらの記念行事を節目として、新しい第一歩を踏み出すことが期待された21回目の実習となりました。今年の参加者は、日文、英文、中文の学部実習生15名に、第二言語習得コースの大学院生2名を加えた17名でした(中国人留学生4名を含みます)。

2月23日に北京空港に到着し、北京大の先生と日本語学科の学生に出迎えていただいて、北京大学へ向かいました。週末のキャンパス見学、歓迎会を終え、翌週の2月27日(月)から2週間の日本語教育実習が始まりました。午前中に2時間~4時間の教壇実習を行い、午後は指導会や反省会に当てられます。それに基づいて、教案を練り直したり、実習生同士で模擬授業を行ったりと、授業準備で寝る間もないほどの毎日が続きました。北京大のキャンパス内にある短期滞在留学生用の宿舎に滞在するので、実際に教えている北京大生とは、夜まで交流することができました。週末には、北京動物園、天安門広場、万里の長城、盧溝橋などの見学にも行き、中国の文や歴史を垣間見ることもできました。

最終日の答礼宴では、それまでの緊張感から解放されて、北京大の先生方、学生たちとともに、とても和やかな心温まる時を持ちました。翌日、見送りに来てくれた北京大生となかなか別れることができず、涙々の別れに、胸が痛かったです。

日本語教育実習と異文化体験によって充実した3週間を過ごすことができました。今度は、ぜひ日本で北京大のみなさんとお会いしたいと思います。

 

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