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当日5講座が同時に開催されました。
以下、講座内容と参加者のアンケートをまとめたものです。


@「わが人生をふり返る」−出会いこそ人生−
文教大学 学園理事長・学長 石田恒好先生

小学生時代の先生。中学校、高校時代の先生、友人、書物。
大学、大学院時代の先生、友人、学問。短期大学・大学の教員時代の先生、職員、学生。さまざまな出合いで、現在の私があると思っています。



○感想○

児童科卒業でしたのでとても楽しくおもしろくうなづきながら聞かせて頂きました。(卒業生40〜50代)
評価に対する様々なお話が有意義でした。H15年3月公立小学校に30有余年勤務し退職しました。もう少し早い時期にお話を伺いたかったです。(卒業生 60代〜)
人との出会い、本との出合い。人生にとって影響力を与えることを痛感しました。(卒業生60代〜)
学生時代いい先生や人に出会う事が大切との事でした。人生の方向を変える出会い。(卒業生60代〜)
時間が短かく残念。この様な講座をまた企画して下さい。(茅ヶ崎市 女性 60代〜)
人生は出会いによって変わるので、希望を持って生きると良い出会いがあると思った。(茅ヶ崎市 女性 60代〜)
男性の平均寿命が78歳と言われ、私は73歳。自分の人生を総括して後4年の区切りの人生を大切に生きるよう努力したいと思い参加させて頂きました。過去様々の出会いの中で感激したり、人生の座標軸にしてきましたが、振り返ってみると「大海原のあぶくの様にすぐ消えてしまう」その様な積み重ねの人生を過ごしていたと思うこと多々あり反省していました。本日石田先生の我が人生の出会い、大変参考になりました。中学生、高校生の孫に、出会いの大切さ話したいと思います。(茅ヶ崎市 男性 60代〜)
私も大勢の方との出会いによって今幸せな人生を送っています。(寒川町 女性 60代〜)
私が子供の頃、30分歩いて40分電車で通学しましたので、先生のお話を、なつかしく楽しく伺いました。(寒川町 女性 60代〜)
もう一度講座を企画してほしいです。(他多数)


A「ささやかな私の教育実践」−ワーキングマザーからの提言−
元家政科教授 玉井美知子先生

子供を育てながら仕事を続けていくと言う事は、努力無くしては成し得ない事です。
私の管理職としての体験をもとに、いくつかの子育てのアドバイスをしてみたいと思います。



○感想○
生活の中、家庭の中で参考になる貴重なお話でした。(卒業生 20〜30代)
現在子育て中なので、子供の連絡帳の活用方法にしたいです。(卒業生 20〜30代)
私は栄養科卒業ですが、着物の着付けの勉強をしたいと、つねづね思っていました。子育て中であきらめかけていましたが、行動を起こしたいと思いました。(卒業生 20〜30代)
「教育実践」の内容そのものよりも、玉井先生の生き方そのものを見て、ワーキングマザーの強さを知ることができました。(他多数)
なつかしい玉井先生の講座ありがとうございました。(他多数)


B「浮世絵に見る"山姥(やまうば)と金太郎"」
現代文化学科教授 田川邦子先生

最近、江戸の庶民芸術浮世絵への関心が高まっております。
その膨大な作品郡から取り出した"山姥と金太郎"は、ほんの一端を窺うに過ぎませんが、それでも江戸浮世絵の雰囲気を充分に伝えていると思います。伝説に取材する作品ですから、大人にも子供にも人気があったようです。OHPを使い、絵解きをしながら沢山の作品をお目に懸け、お話をします。
ヨーロッパの絵画技法を巧みに吸収し、江戸の市民にエキゾチシズムを感じさせる作品もあったようです。

○感想○
浮世絵から様々なことが読み取れることがわかって勉強になりました。(卒業生 20〜30代)
童話でなじみのあった金太郎が、とても長い歴史をもって描かれてきた様子を見ることが出来興味深かった。(西洋や中国の影響を受けている点)(卒業生 20〜30代)
浮世絵の色使いがきれいで構図もおもしろく、大変楽しかったです。(卒業生 20〜30代)
若い頃日舞をならい「山姥」のおけいこもしましたが、金太郎の母親だとは知りませんでした。(卒業生 40〜50代)
浮世絵に使われている色や、技術のことなどのお話しもあり、先生の見識の広さに、今さらながらに感服致しました。(卒業生 40〜50代)
金太郎の強さのイメージの中で"母への愛"が感じられ、母として妙に納得した。(卒業生 40〜50代)
久しぶりに田川先生の授業が受けられて楽しかったです(他多数)
金太郎が浮世絵で書かれているのがびっくりした。(他多数)
沢山のスライドで浮世絵を見ることができ、大変興味深かったです。描く人によってまったく同じ題材の金太郎でも違うのだなと思いました。(他多数)
学生時代に戻った様な気がしました。いい企画だと思います。またこの様な企画をお願い致します。(他多数)
スライドがとても素敵で、童話としての金太郎が、とても奥深い作品だと認識できて面白かったです。(他多数)


C「かしこく食べる」−美しく、健やかに生きるために
健康栄養学科教授 齊藤貴美子先生

「食べる」ことは、生きていくためと、美味しさを楽しむために誰もが求めていることでしょう。近年は、さらに身体の調子を整えて健康増進や病気予防に役立つ3次機能の成分が食品に含まれていることが証明され、関心が寄せられています。正しい情報を得て、賢く食べるにはどうしたらよいのかをみなさんと一緒に考えてみましょう。

○感想○
日常生活を取り入れた授業は、いつも知識に又、身につけやすいです。(卒業生 20〜30代)
今までは、食べたい物を食べていたが、これからは3次機能(健康・病気予防)にも気をつけて食事をとります。(卒業生 20〜30代)
特定健康用食品・健康補助食品など、薬局やスーパーで見かけていた物について、詳しく教えて頂きありがとうございました。使い方は気をつけていきたいと思います。(卒業生 40〜50代)
児童科を卒業しましたが、現在は、在宅介護ヘルパーとして食事作りも致します。とても勉強になりました。(卒業生 40〜50代)
食事によって健康も保たれると思いますが添加物の多量摂取してしまうのが心配です。葉酸等は食品成分表の量では妊婦は不足してしまう量ですが、どう思われますか?(卒業生 40〜50代)
食生活がおろそかになって来ている所、為になるお話でした。補助食品も上手に使うと良いかもと思いました。(茅ヶ崎市 女性 40〜50代)
私は食生活が偏っているのでこの講座を選択しました。久しぶりに講義を受け学生に戻った気分でした。(他多数)


D「読む詩、歌う詩、覚える詩」
−詩の読み方と読まれ方の現在と未来−
英語コミュニケーション学科講師 大八木敦彦先生

今日では、散文の小説に比べて、詩は一般に読まれることが少なくなりました。けれどもそれは決して、詩が必要でなくなったという訳ではなく、これまでとは異なる形で、知らず知らずに読まれているだけではないでしょうか。詩の必要性の不変と、その形式の変化とについて考えたいと思います。

○感想○
内容も興味深かったのですが話が面白かった。曲を聞きながら文字を読むと、ただ聞くより言葉として考えることが出来ると思っていたので音と共に、詩は生きつづけていくのではないかと思う。(卒業生 20〜30代)
ポエジーと言う言葉で私の心の中のもの、一人言が肯定された気がします。今日はあいにくの雨ですが、大八木先生のお話しには、趣きを添えていたと思います。(卒業生 20〜30代)
先生の最後の詩の朗読には、涙が出てしまいそうになりました。詩の朗読ですが、NHKで小学生向けの「わかる国語」とか何とか・・・と言う番組で、朗読をやっているのを家事のあい間にみています。中でも大竹しのぶさんの朗読が今でも頭にこびりついているのですが、今日の詩もしのぶさんの声に聞こえてしまいました。(卒業生 20〜30代)
話術の上手さ...どんどんひきつけられました。若かったら先生の教室で勉強したいとまで...ひきつけられました。二度も「ひきつけられた」とつい書いてしまうほど魅力的でした。個人的ですが同県生まれとしては、はぎれよくてすばらしいです。(卒業生 60代〜)
詩の持っている力が読んだり、歌ったり、朗読したりで、こんなに変化があるのかと興味深くお話を伺いました。わたしは想像するのが大好きなので読むのがすきです。(茅ヶ崎市 女性 60代〜)
大八木先生のソフトな語りに引き込まれてしまいました。(他多数)
詩に対しての考えが開かれたような気がしました。またこの様な企画をお願いします。実生活を一寸忘れさせてくれました。(他多数)




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