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2005年度 定期総会・茶話会 報告


 

さわやかな5月28日(土)、旗の台校舎にて2005年度芙蓉会定期総会が開催されました。当日の出席者は52名で、旗の台校舎4階の第5会議室は、いっぱいになりました。


総会の様子

受付の様子

定刻どおり11時、総会が開始されました。議長に水品佳代子さん(児童科26回生)、副議長に宇田佳子さん(栄養科51回生)、書記に古屋優子さん(栄養科34回生)と小野澤明香(栄養科51回生)が選出され、予定された議事は滞りなく終了しました。


茶話会の様子

新入会員に記念品贈呈

その後、果物付きの豪華なお弁当でランチタイムとなり、あちこちで再会の楽しい会話がみられました。
そして、今回のイベントは女優としてひとり芝居などの活動を続けてこられた同窓生の奧山眞佐子さん(文芸科22回生)による、樋口一葉「十三夜」の朗読が始りました。さわやかな着物姿の奥山さんは、一葉との出会いやご自身の活動のことなどをお話され、「十三夜」を情感豊かに朗読されました。
30分ほどの短い時間でしたが、しばし、ひたむきな愛に生き、自分の力で生き抜こうとしたお関という女性を表現されました。そのすばらしい朗読に惜しみない拍手が送られました。


奧山眞佐子さん「十三夜」の朗読

集合写真の撮影の様子

その後、同窓生の皆さんの楽しい近況報告を聞きました。
そして最後は、中高事務長の須原洋さんのご案内による施設案内と続きました。参加者は総勢15名。懐かしい学舎は、美しくリフォームされ、当時の雰囲気は薄れているものの、記憶の糸を辿りながら歩いていると、不思議と学生時代のことがよみがえってきました。実験室、研究室、食堂、講堂、そして校庭の桜は今も美しい花をつけるそうです。中高校長の藤林先生にもお会いし、最後は校長室で校歌斉唱となりました。ユーモアあふれた須原さんの名調子のご案内で楽しい施設見学となりました。
アットホームで、あたたかな、同窓生の絆を深めた会となりました。


学内見学の様子 1

学内見学の様子 2

学内見学の様子 3

正門の前での記念撮影
 


当日は以下のような内容で執り行なわれました。
 
 1、総会 11:00〜11:30 第5会議室
2004年度の事業報告や2005年度の事業計画についてほか、前年度の決算や今年度の予算の承認などが行なわれました。
 
  ※写真撮影 11:30〜11:45 第4会議室
 
 2、茶話会

11:45〜14:30 第5会議室
会長、学部長の挨拶ほか、奥山眞佐子さんによる樋口一葉「十三夜」の朗読などが行なわれました。
 

 3、学内見学 14:30〜15:00
 

 
樋口一葉「十三夜」の朗読をしてくださった奧山眞佐子さんのコメント
 「大つごもり」「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」といった、今でも多くの人たちに愛される作品を書いた樋口一葉が生まれたのは、明治5年。今から130年ほど前のことです。24才で一葉はこの世を去りましたが、その短い生涯のうちに彼女が描いた一所懸命な女たちの姿は、百年後の今も同じように生き続けています。
 私は、そんな今に生きる一葉の世界の女たちを、ひとり芝居という表現で演じ続けているのです。皆様と一様の架け橋になれますことを願いながら。

奧山眞佐子さんの朗読「十三夜」の感想はこちらから--->>
 
奥山眞佐子さんの7月の公演の御案内はこちらから--->>






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