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海外日本語教育実習(シドニー研修)

2012-03-09 (金) | 日本語教員養成コース

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日本語教員養成コースでは、毎年3月にシドニー大学で約2週間の日本語研修を行っています。オーストラリアのシドニー大学で、日本語を履修している学生に実際に日本語を教える研修です。現地の一般家庭にホームステイをするので、大学での時間以外はホストファミリーと過ごし、オーストラリアの文化体験、生活体験もできるのが特徴のひとつです。

秋学期はシドニー大学が使っている『げんき』という教科書を分析したうえで、模擬授業を何度も行いました。実習生はお互いの授業を見て長所、改善点を指摘することで、より良い授業になるよう高め合うことができました。それでも、教壇に立つにはまだ十分ではないため、授業期間が終わった2月、3月にも週2回集まって模擬授業を重ね、直前まで試行錯誤を繰り返しました。

そして3月9日にいよいよ出発!ホストファミリーやシドニー大学の先生、学生さんが温かく迎えてくださいました。

1週目はシドニー大学の日本語授業を見学し、自分が担当する授業の学生に会ったり、教室の広さや設備を確認したりして、授業のイメージを脹らませます。さらにシドニー大学の学生により適した内容にするため、シドニー大学の先生に教案の最終チェックをしていただきました。

2週目は半年間の練習の成果が試される時です。緊張で練習通りに出来なかった人、練習よりもうまくいった人、様々でしたが、慣れない環境の中で50分間授業を行った達成感は素晴らしいものだったようです。研修の最後にはお礼のパーティーを開き、シドニー大学のアンサール先生から修了書をいただきました。

シドニー大学の先生方、ヘルパーさん(研修を手助けしてくれるシドニー大学の学生)、ホームステイ先のご家族のみなさん、多くの方のサポートのおかげで何物にも代え難い貴重な経験をさせていただきました。今後の研修もより良いものにしていきたいと考えています。

 

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