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海外日本語教育実習(シドニー研修)

2013-03-08 (金) | 日本語教員養成コース

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日本語教員養成コースでは、毎年2月下旬から3月上旬にかけて中国の北京大学で約3週間の日本語研修を行っています。
 これは、北京大学で日本語学科の1年生に実際に日本語を教える研修です。例年、北京大学構内の宿舎に滞在して行われていましたが、今年は宿舎が改修中ということで、大学近くのホテルに宿泊しての実習となりました。

 北京実習は、「日本語教育実習2」という授業の最後に行われるものですが、秋学期、北京大学が使っている『総合日語』という教科書を分析することから始まります。授業期間が終わった後は、教案を練り直しながら出発間際まで模擬授業を行いました。模擬授業では外国人留学生別科の留学生と文学部の交換留学生を学生役にして実際に授業を行ってみて、お互いの授業を修正していきました。

 そして2月20日、いよいよ北京に出発です。北京空港では北京大学の学生さんたちが温かく迎えてくれました。北京大主催の歓迎会を終えて、24日(月)から実習が開始しました。日本語学科1年生を教えている翁家慧先生と王京先生に教案をチェックしていただきながら、実習は進みます。実習生は緊張して教案どおりに授業ができないことも多く、試行錯誤の連続でしたが、北京大学の1年生はたいへん熱心に授業に参加してくれました。週末は、北京大生と天安門広場に行ったり万里の長城に登ったりして、交流を深めるのも、この研修の大きな特徴と言えます。研修の最後には、文教大学がお礼の気持ちを込めて答礼宴を開き、北京大学の先生から修了書をいただきました。北京大の先生方や学生さんがたくさん参加してくださって、2週間の実習を振り返りつつ、別れを惜しみながら、思い出深い時間を持つことができました。

 北京大学の先生方や研修を手助けしてくれた北京大学の大学院生の方々に支えられて、実習生一人一人が一生忘れることのできない宝物を手にすることができたと思います。この感動が次年度の実習につながることを心から願っています。

 

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