文教大学大学院 人間科学研究科

心理職の国家資格である「公認心理師」の受験資格を得るために必要な大学院科目の中に、「心理実践実習」という実習に関する科目があります。「心理実践実習」における学外実習は、実習先の現場にて体験的に学ぶことができる大変貴重な機会です。
「心理実践実習」では、主要5分野(保健医療、福祉、教育、司法・犯罪、産業・労働)のうち3分野以上の施設において、実習を実施することが望ましいとされています。
本大学院の臨床心理学専攻でも、5分野のうち3分野以上の施設にて学外実習(長期実習・見学実習)を実施しております。
2023年度の学外実習先の体験の中から、働く人のメンタルヘルスケアを行っている株式会社セーフティネット様(産業・労働分野)での見学実習についてご報告させていただきます。
本学大学院生4名を対象に、以下の実習プログラムを実施していただきました。

<プログラム>
産業心理職の概要
職場におけるメンタルヘルス
企業研修の実例(セルフケア・ラインケア)
ストレスチェック後の職場環境の改善の進め方
相談室紹介(電話相談窓口について)
電話相談の対応方法、
相談体制、電話相談の特徴について

本大学院人間科学研究科は、今後も積極的に心理専門職をはじめ次世代を担う専門家・研究者の育成に取り組んで参ります。

《学外での見学実習の様子》

※2023年度・株式会社セーフティネット様にて(産業・労働分野)

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